周布城(すふじょう)
周布城の基本情報
通称・別名
- 鳶巣城
所在地
- 島根県浜田市周布要害
旧国名
- 石見国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 周布兼定
築城年
- 文永年間(1264〜1275)
主な改修者
- -
主な城主
- 周布氏
廃城年
- -
遺構
- 横堀(空堀)
指定文化財
- 市史跡(鳶巣城跡)
再建造物
- -
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-
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周布城の解説文
周布城の口コミ情報
2019年06月28日 近江守Silvine
周布城
周布駅から国道9号線へ出たら北へ。周布川を渡ってすぐ、川沿いを右折。そのまま川沿いを進むと墓地が見えますが、この上が城跡です。近くの聖徳寺に案内板があります。駐車場は聖徳寺の一本前を左折して突き当たりに、聖徳寺の駐車場があります。無断駐車禁止ですので、お寺の方に断って停めさせて頂きましょう。
お寺の奥、川沿いの方の墓地を一番上まであがると奥に山道が続いています。10分くらいで堀切、15分くらいで主郭に着きます。主郭を越えて反対側へ降りると、この城最大の見どころである畝状竪堀が迎えてくれます。
小規模ながら見どころのあるお城でした。
安貞2年(1228)益田兼季の子兼定がこの地の地頭職を安堵されて以後、周布氏の居城であった。
概要
最高所にある櫓台状の地が主郭で、その周辺を郭で囲む。この南側と北側は急峻で、西南の尾根に2本の堀切りを設けている。東側の尾根筋から北西側にかけては、堀切り、土塁を築き、さらに堀切りの北には連続竪堀を築くなど防禦を固めている。この城を元冠に備えた石見18砦の1つと伝えているが定かではない。歴史
南北動乱期には周布氏の拠点として戦火の中にあり、康永元年(1342)2月、北朝方に攻められ、小石見城とともに落城している。また『石見軍記』によれば、元亀元年(1570)、毛利方に攻められて落城したという。周辺には犬の馬場・市・市屋敷等の地名が残っているが、居館の位置は不明である。菩提寺曹洞宗聖徳寺には伝周布氏の墓が残っている。