朝日山城に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「養父館」の情報がご覧頂けます。

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朝日山城周辺城郭
養父館

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2022/09/16 22:41 龍馬備中守【】

佐賀県の鳥栖市にある【養父館】♪筑後川の支流・安良川の中流域、牛原扇状地の東南端の平野部に立地します♪ 肥前風土記には纒向日代宮御宇天皇の狩猟の時に往時の百姓が集まった事で、犬が吠え、1人の産婦が出た所、犬の吠えが止んだ事から『止む』が転下した事によって養父という地名になったとされています♪ 伝承の域でしょうが面白いですねw 養父八幡宮の北西側には『館屋敷』の地名が残り、古代養父郡郡家の所在地だと推定されています♪ 神亀元年(724年)に聖武天皇の命をうけた養父郡司・壬生春成が、この肥前に社殿を造営し創建したと伝わります♪ 壬生氏と云えば、中世には下野国に勢力を振るった事で有名ですが、肥前・壬生氏との関係性は解らずじまいでした☆が、この社殿というのが肥前一宮で知られる千栗八幡宮という訳です♪ この養父館は古代養父郡司である奈良時代の壬生春成の館と伝えられています♪ 更には千栗八幡宮から分霊して祀ったのが、養父八幡宮と伝わります♪神亀2年(725年)の出来事です♪ 養父の地は鎌倉時代には養父荘として発展した荘園で宇佐弥勒寺のものでありました☆ 宇佐神宮は大分県の国東半島にある、格式高い寺院ですね☆ 戦国時代には太宰少弐氏から筑紫氏が知行を安堵されています☆ 養父八幡宮の背後には壬生春成の墓といい伝えられている墓石が残っています☆ 更に養父八幡宮の西側にある小川に沿い南北に土塁が残されています☆

 

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