名称(よみ) | 払田柵(ほったのさく) |
所在地 | 秋田県大仙市仙北町払田 |
天気情報 |
11/22(金) 降水確率:60% |
地図 | マップ/周辺の城/NaviCon |
問い合わせ | 大仙市教育委員会文化財保護課[電話] |
分類・構造 | 古代城柵 |
天守構造 | なし |
築城主 | 不明 |
築城年 | 延暦年間(782〜806) |
主な城主 | 不明 |
遺構 | 石垣、土塁、横堀(空堀) |
指定文化財 | 国史跡(払田柵跡) |
再建建造物 | 外柵南門、木橋、石碑 |
とはいえ、遺跡の実態は明白。現地は外柵南門や石塁が復元されているのをはじめ、発掘調査による建造物の平面表示がまるで野外博物館のように展示されていて、城柵の構造や払田柵の規模やつくりがよくわかります。まず、払田柵総合案内所へ立ち寄るのがオススメ。アニメーションを駆使した親切な解説映像や模型で、全体像をイメージできます。
総合案内所には無料のレンタサイクルがあるのですが、つまりはそれほどまでに広大です。周囲を約3.6キロの材木塀で囲まれ、復元された外柵南門から中心部の政庁に続く大路だけでも約200メートルあります。高さ9.7メートルの外柵南門の大きさを考えれば、東・西・南・北門で囲まれた全体の規模も想像がつくはず。長森・真山の両丘陵の外側をぐるりと長楕円形に取り込み、規模は東西1,370メートル、南北780メートルに及びます。創建時は国家権力を誇示すべく、壮麗で豪華な施設だったようですが、9世紀中には外郭の門が取り払われ、縮小されます。ちなみに、10世紀後半に終末を向かえた後、払田柵を引き継いだと考えられるのが大鳥井山遺跡。後三年合戦で源氏に滅ぼされることになる清原氏の城館跡です。
外郭南門は「ハ」の字型に置かれた石塁と櫓の上に建ちます。古代城柵で区画施設に石塁や石垣を使っているのは払田柵だけです。外郭南門をはじめ各門は、計12本の柱から成る八脚門。調査の結果、門柱は60~62センチの丸柱だったことが判明しています。門はクリ材、門に続く材木塀はスギ材と使い分けをしていたのも興味深いところです。
基本的に方形なのに対して楕円形をしていること、外柵・外郭の門が正方位に設置される原則に対して東門が揃って北東を向いていること、外郭北門だけが地盤の悪い低湿地にあること、などさまざまな疑問があります。解明されてはいませんが、東には奥羽山脈が迫り、隣国陸奥国との国境も10キロほどです。内陸部に位置する払田柵は陸上交通の要だったようで、沖積地の独立丘である払田柵の立地は、山越えの最初の休息地として最適との見解があります。どうやら、軍事・行政的な機関という側面と、北方の内陸部を対象とした交易という二面を兼ねていたよう。財政確保を考えれば交易は重視されたはずですから、古代においては道の駅のような役割があったのかもしれません。
2024/11/04 18:58 やんちゃ幸村
払田柵:無料御城印配布中です。コンプリートまであと、2城なので今年度中に達成させたいです。雨模様でしたが攻城時は、晴れになっていました。
2024/10/15 21:27 【配龍】沼田乃豆腐屋
払田柵総合案内所:多賀城創建1300年記念御城印限定1300枚無料
来月度の城主争い戦況
1位 さくら秋田城介さん 34回
2位 さるゐゑ出羽守おやかたさん 25回
3位 虎雄磐城守さん 21回
ホイドスズ(遺構・復元物)
外柵南門(遺構・復元物)
道路公園(遺構・復元物)
外郭東門(遺構・復元物)
外郭西門(遺構・復元物)
外郭南門(遺構・復元物)
正殿(遺構・復元物)
政庁南門(遺構・復元物)
政庁東門(遺構・復元物)
政庁西門(遺構・復元物)
東建物(遺構・復元物)
西建物跡(遺構・復元物)
政庁北門(遺構・復元物)
政庁(遺構・復元物)
橋(遺構・復元物)
南大路(遺構・復元物)
西脇殿(遺構・復元物)
東脇殿(遺構・復元物)
石塁(遺構・復元物)
西前殿(遺構・復元物)
東前殿(遺構・復元物)
正殿後方西建物(遺構・復元物)
正殿後方東建物(遺構・復元物)
政庁跡(碑・説明板)
古代官人の道(碑・説明板)
鍛冶工房域(碑・説明板)
北大路(道路)(碑・説明板)
政庁東方地区建物群(碑・説明板)
築地土塀跡(碑・説明板)
大溝(碑・説明板)
「山本」刻書角材(木道)(碑・説明板)
第2段整地面(碑・説明板)
払田柵跡(碑・説明板)
東門阯(碑・説明板)
北門阯(碑・説明板)
西門阯(碑・説明板)
堀田城(周辺城郭)
旧池田家(払田分家)庭園(寺社・史跡)
払田柵総合案内所(御城印)
駐車場(駐車場)
払田柵総合案内所(関連施設)
攻略数:城 家臣団:人 |
異名:個 官位:個 |
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