2020/05/10 21:17 野呂利左衛門督休三
【松平直矩・基知墓】
丹羽長重墓廟よりも上がった場所にあり、...続きを読む
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【松平直矩・基知墓】
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丹羽長重墓廟よりも上がった場所にあり、墓地の最も奥まった場所にあります。直矩の方が一段高い奥まった方です。(右の写真が直矩。真ん中のが基知)
松平直矩は徳川家康の次男の結城秀康の孫に当たり、生涯に5度の転封をしており、2019年に映画化された小説「引っ越し大名三千里」で採り上げられています。その採り上げられた転封は秀康系松平家(越前松平家)の宗家の松平光長家中の御家騒動の高田騒動での仲裁不手際によるもので、七万石に減封の上で豊後日田に転封になっています。それから出羽山形を経て陸奥白河に転封になっていますが、その都度加増を重ねられて十五万石に復しています。
基知は直矩の子で、父の直矩が度重なる転封の負担に喘いでいたのに対し、幕府からの手伝い普請に喘いでいます。
2人とも江戸で亡くなりましたが、直矩は荼毘に付し、基知は大甕に納めてこの地に運ばれています。
墓は両者とも高さ3.6mの五輪塔です。