永御蔵御門・番所
永御蔵御門・番所([八代城 遺構・復元物])
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永御蔵御門・番所の口コミ情報
2025年11月17日 龍馬備中守【】
熊本県八代市の古麓町の春光寺境内(八代城主・松井家菩提寺)にある【永御蔵番所】♪
永御蔵番所は、蔵屋敷として米を保管していた場所であります。そもそも番所とは、出入りや警備を担当する詰所・詰番の事で、番人や役人が詰め、出入りを監視し記録した場所であります。時には国境に番所を設けたり、文化や軍事的な秘密が漏れる事を防いだ番所だったり、海防の為の番所だったり、番所にも様々な意図があります。
さて♪永御蔵番所ですが、古麓城の麓(旧八代城)の三ノ丸に所在します。貞享4年(1687年)、旧八代城主・松井直之の時代に築造されたと言われます。この蔵屋敷は、城内で必要とされる米を保管する為の米蔵として設置され、番所はその出入口・管理所的な役割を果たしたと考えられます。番所の建てられた年代は不明ですが、 御門の懸魚の裏側には、文政5年(1822年)という墨書があります。番所と併設されていた御門(永御蔵御門)も現存・移築(春光寺の境内)されています。移築は昭和61年(1986年)頃であります。旧八代城の三ノ丸は、重臣屋敷・永御蔵(蔵屋敷)などが配置されていたエリアであり、永御蔵番所・御門は、まさにその三ノ丸の入り口・監視所として機能していた事から、城・藩体制を考える上で重要な施設だったに違いありません。









