二辺塚城
二辺塚城([内牧城 周辺城郭])
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二辺塚城の口コミ情報
2022年07月20日 国府左京大夫城介
阿蘇氏において、祭事を催す重要な地
【歴史】
平安時代に、阿蘇(宇治)則高(13代目。まだ阿蘇氏を名乗っておらず、大宮司の世襲もしていない)が築いたと云われている。
明応2年(1493)の頃には、蔵原志摩守が城主となっている。
また、記念碑よると、この二辺塚山は、贄塚山ともいい、阿蘇家が天に贄を捧げ、平安豊穣を祈念したことからその名が付いたと云われている。
【遺構】
内牧城の南南東約3.7kmに位置する標高573.6m(比高73m)の二辺塚山(本塚)に築かれている。
堀や土塁といった遺構は残っていないが、曲輪と思われる平坦な地形が残っている。また、昭和30年頃までは、周囲は深田の低湿地であり、南側からしか外部に接続することができなかった。
【感想】
阿蘇の中央にある小高い山に築かれており、阿蘇市内であれば、かなり遠くからでもこの山を認識することが出来る。
遺構は曲輪しか残っていませんが、何より阿蘇市内を360°パノラマビューで見渡すことが出来る絶景の場所です。加えて、適度に草も刈られており、傾斜も急ではないので、アクセスも良好です。もし、この辺りを晴天時に訪れたのであれば、是非訪れてみてください。絶景を独り占めできることは間違いないです!
【アクセス】
阿蘇駅から自転車で、南側にある登城口まで約15分程。
周囲は農道なので、車の場合は近くにある農村公園の駐車場を利用した方がよい。
【写真】
①遠景
②記念碑
③記念碑の趣意書
④頂上
⑤~⑧頂上からの景色