二階門跡

二階門跡の口コミ情報

2024年10月15日 山下相模守正成


二階櫓や長坂門とともに明治期の廃城まで残っていた数少ない建築物の一つです。長坂門から本丸までの経路を護る「内枡形門」で、南北3間（約6m）✕東西8間半（約17m）の二階門（櫓門）でした。延岡城の三階櫓に次ぐ規模の建築物で、上部に櫓が渡してあり、下部が開閉式の門となっていました。ここに突入して来た敵兵は、眼前の狭間（銃眼）から打ち出される弓矢や銃弾を受けるとともに横合いからも側射を受けることになります。ここを突破されれば、後は本丸なので、落城することになります。そのため、城内で最も堅固な防御施設でした。