諏訪山城

諏訪山城の口コミ情報

2022年09月20日 龍馬備中守【】


佐賀県の武雄市にある【諏訪山城】♪別名を諏訪砦、八並山砦と呼びます☆
後藤家の6代目の後藤常明の弟である後藤共明が八並村を与えられて分家したとされています♪鎌倉時代の前期になります♪

後藤共明は分家するとこの諏訪山丘陵に城郭を構え居館しました☆
以降、八並後藤氏と称しています♪
弘安4年（1281年）元寇襲来時に八並後藤氏の3代目の後藤信明は白馬に乗って出陣してしまった為に敵の標的になり、一斉攻撃を受け戦死しています☆
その為に八並村では明治まで馬の飼育をしなかったと伝わります☆
諏訪山丘陵の東麓からは須恵土器が多数出土しています☆
天正2年（1574年）八並後藤氏の11代目の後藤和明は、塚崎城主の塚崎貴明に謀反を企てた養子、惟明に荷担した為に領内から追放され八並後藤氏は断絶しています☆

諏訪山城は諏訪神社のある南北に長い丘陵に築かれています♪神社の北背後には円形の土壇が残り、丘陵地は削平地となっています☆
諏訪山城の城内には『八並さん』と呼ばれる石塔が残ります♪更に眼下の長崎街道には八並の石塔が残ります♪