伝・蒙古屋敷
伝・蒙古屋敷([直鳥城 周辺城郭])
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伝・蒙古屋敷の口コミ情報
2021年07月29日 龍馬太閤【備中の麒麟児】
佐賀県の神埼市にある【伝・蒙古屋敷】♪伝・蒙古屋敷のある東尾崎☆日の隈山の南西部に位置します☆中世の神崎庄の北西端にありました♪
『九州治乱記』には尾崎村と名が残ります☆
この地の名産に尾崎焼きがあって、尾崎焼きは元寇の際の捕虜が伝授したものと伝わります☆弘安の役(蒙古襲来)の際に、この捕虜が居住したと伝わる場所が蒙古屋敷と呼ばれました☆
尾崎焼きの他には、瓦や火鉢、鉢物類、人形や玩具などの焼き物をこの地で作りました♪
また伊予の御家人・河野通有が神崎荘内に恩賞を得ていて河野氏に関係する屋敷跡とも推測されています♪どちらの屋敷跡か?は分かっていませんが、看板には伝・蒙古屋敷で描かれています☆
戦国時代には太閤・豊臣秀吉が名護屋に向かう際に大和町の尼寺を通りかかると、鍋島直茂の義母、慶誾尼の命により握り飯を土器(尾崎焼き)にのっけて提供したと伝わっています☆この土器(尾崎焼き)が豊臣秀吉から賞賛を受けて、制作者である家永彦三郎は土器師の朱印状を授与されその子孫がこの地で先住者の跡を継いだといいます☆
江戸時代には佐賀藩から幕府に贈る月次献上品の中に『十二月には神埼郡尾崎産土器』と残っています☆
蒙古屋敷は神埼町尾崎にある光明寺の南側一帯に築かれていたと伝わります☆
集落にはやっぱりクリークが残ります♪