肥前白石神社
肥前白石神社([朝日山城 寺社・史跡])
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肥前白石神社の口コミ情報
2021年10月28日 龍馬太閤【備中の麒麟児】
佐賀県の三養基郡のみやき町にある【みやき皿山、白石神社】城郭か居館か?残念ながら城郭ではありません☆
白壁集落の北丘陵地、白石鍋島家の本拠地であり藩士の居住集落でありました☆白石鍋島家の創設は佐賀藩主・鍋島勝茂の四男、鍋島直弘です☆鍋島直弘は初めは佐賀の治水の神様である成富兵庫茂安の養子となりましたが物成一千石を分知して鍋島家に復しました☆
代々山城守を称して親しまれました☆
配分地が分散するのは佐賀藩の特色ですがこの白石も例外では無く中原、白壁、納江、松枝などの各集落に飛地がありました☆
白石鍋島家の巴主は常時、佐賀城下に居住していますが白石には巴主邸のお茶屋、更には集落内には軍団所、調練場、百間馬場、学館などがありました☆今は田園と住宅地になっているのですが往時は、この丘陵を利用した村が形成されていたという訳です☆
白石神社は巴祖である鍋島直弘を祀っていて創建は文政6年(1823年)後に白石鍋島家の8代目・直暠、更には成富兵庫茂安を合祀しました♪
今回の表題【皿山】も白石丘陵の谷部に位置する集落となりますが、この皿山の地は江戸時代から製陶地(白石焼)となっていて古い歴史を残します☆皿山陶業の起源は不明ですが、享保年間(1716年)頃より此処、皿山より住民が土地に産する粘土で農業の傍ら副業として素焼物を焼いたりもしました☆
白石鍋島家の巴主は佐賀本藩の御用窯の大川内(現伊万里市)から藤先百十という陶工を呼び寄せ、この地で御用焼を命じました☆
この藤先百十は試行錯誤、改良を重ね、白罅焼を創製しています☆