朝陽軒(宗寿庵)

朝陽軒(宗寿庵)([高木城  周辺城郭])

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朝陽軒(宗寿庵)の口コミ情報

2021年12月15日 龍馬太閤【備中の麒麟児】


佐賀県の佐賀市にある【朝陽軒(宗寿庵)】♪現在は山林及び畑地等となっていて遺構は残っていません♪
『葉隠』口述者である山本常朝が隠棲したのが朝陽軒(宗寿庵)となっています☆
朝陽軒の跡地には『大乗妙典一千部』と描かれた石塔が残っていて、それより東方100メートルほどの所に『常朝先生垂訓碑』が建ています♪元禄13年(1700年)山本常朝は佐賀藩2代藩主・鍋島光茂が死去した為に落髪出家してココ朝陽軒に隠棲しました☆
10年を経て同藩士である田代陣基が自己修養の為に、朝陽軒を訪れ教えを請いた後に大小隈での口述と合せて7年にわたり、その教訓を中心に筆録したのが葉隠11巻なのであります☆
大乗妙典一千部の経塔は佐賀藩2代藩主・鍋島光茂の夫人が亡夫追善の為に法華経一千部を自読した碑で『大乗妙典一千部、元禄十四年辛巳年始繙之而至正徳二壬辰年五月十六日圓満修』と刻まれています☆

朝陽軒は宗寿庵の茶屋に相当する所で周囲には山水を配してて、素晴らしく静寂の境であった様です☆田代陣基がはじめて山本常朝を訪ね武士の心構えや生き方を聞いたのもこの場所で、いわば葉隠発祥の地という訳なのであります☆

葉隠の一節に残る…
『武士道と云ふは 死ぬ事と 見つけたり』
会社勤めの現代のビジネスマンにも重なる所が共感を呼んでビジネス書などにもなっていますね♪

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