丸尾城
丸尾城([島原城 周辺城郭])
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丸尾城の口コミ情報
2024年02月11日 龍馬太閤【備中の麒麟児】
長崎県の島原市にある【丸尾城】♪島原藩松平家墓所があり菩提寺である本光寺の背後の標高80m程度のポッコリ小山が、その丸尾城になります♪
誰が?いつ?何の為に築城したのかは不明な点が多い城郭ですが、場所的には間違い無く、古い時代中世の有馬氏の森岳城(のちの島原城)、そして島原氏の浜の城の支城群の1城として機能したのでしょう♪
調べてみたら案の定、戦国時代、島原氏の浜の城の、山手西側を守る為に築城していました♪
天正12年(1584年)の沖田畷の戦い(有馬氏&島津氏🆚龍造寺氏)の際、丸尾城は島津家臣の部将、猿渡越中守信光が守備して龍造寺軍の鍋島直茂と激戦が行われた場所でもあります☆結果、龍造寺隆信が討死した為に鍋島直茂は兵を引きました☆
この事から、丸尾砦とも呼ばれています♪
確かに、城郭にしては規模は小さく、コレまた小さな削平地を残す程度であります♪削平地は龍造寺軍との戦闘を意識するかの様に北向きに配置されていました♪
正に砦という趣きであります♪
江戸時代には島原城を中心部として、このポッコリ小山は外郭的な役割を果たしたんでしょうね♪更に島原半島をグルリと回る千々石街道も付近を走っています♪
本光寺境内には、かつて島原城の三ノ丸にあった常盤御殿が移築されていて、現在は常盤資料館として内部が公開されています♪写真撮影はNGではありますが、松平家が持ち込んだ伏見城や丹波亀山城の縄張図であったり、長久手の戦い、長篠の戦いの絵図など貴重な資料を見る事が出来ます♪
また興味深かったのは本光寺の境内にある、『首なし地蔵様』これはキリシタン達が首を破壊したものです☆島原独特の文化、キリシタン色が強かったが故にでしょう♪