蔵増城

蔵増城([天童城  周辺城郭])

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蔵増城の口コミ情報

2025年12月14日 日和山


蔵増城

所在地 天童市蔵増
別名・別称 倉津館
分類・構造 輪郭式平城
築城主 倉津安房守
築城年 文明9年(1477)
主な城主 倉津安房守(小国日向守光基)
蔵増大膳亮
廃城年 元和8年(1622)
遺構 堀跡、井戸

もとは「くらづ」だったのが「くらぞ」となまって蔵増の字があてられたのでしょう。

天正12年(1584)の天童最上合戦では倉津氏は最上義光の側に立ち、戦後小国城を与えられ、小国光基と名乗ったといわれています。その後最上義光が朝鮮出兵先から「蔵増」大膳亮充てに書状を送っていますので、系統は不明ですが、城主だったのでしょう。ちなみに最上氏改易時の接収城館には入っていませんです。

遺構の残りは良好とは言えませんが、西称寺付近が主郭跡で、城主姫君伝説のある萩姫の井戸が残されています。その北の北堀公園が二ノ郭の堀跡でしょうが、事前に長瀞城の堀を見てから想像力たくましく妄想されることをオススメします。水路や高低差をたどれば各郭の外郭を押さえることは可能です。

お寺の境内や地域の生活道路を歩きますので、挨拶必須で巡ってください。

写真1 北側の堀跡
写真2 西側の堀跡

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