南竜崎台場

南竜崎台場([平戸城  周辺城郭])

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南竜崎台場の口コミ情報

2025年02月09日 龍馬備中守【】


長崎県平戸市の南竜崎にある【南竜崎台場】♪日本に黒船の往来が増える幕末期♪寛永16年(1639年)南蛮(ポルトガル)船入港禁止から、嘉永7年(1854年)日米和親条約締結まで、実に215年間という長い間、鎖国政策を貫いてきた、徳川幕府です♪
嘉永6年(1853年)アメリカのマシューペリーは、4隻の黒船を率いて浦賀に来航しました♪日本の鎖国政策を変えさせ、港を開港しろと迫る異国に対して、諸藩は自領防衛の為に自領の海に台場の建設を行っています。
黒船の来航は当時の人々にとって衝撃的であった事は容易に想像がつきますし、日本の中で絶対的な存在であった、徳川幕府の対応とは?安政6年(1859年)神奈川、箱館(函館)、長崎を開港し、外国との自由貿易を許可して行きました。
200年間以上、徳川幕府による平和な時代が続いていましたから、諸藩は軍事的な緊張が高まった事でしょう。長崎台場も同様にこの頃築かれ、そこには、福岡藩、佐賀藩、平戸藩の手が加わっています。この南竜崎台場もまた、文久元年(1861年)に平戸藩によって築かれた台場の1つとなります。

平戸藩によって築かれた台場として、大きく2つあり、1つは平戸城の周辺に築かれた台場です♪稲荷崎台場、築屋敷台場、叶崎台場、白浜台場、中ノ崎台場などは、平戸城を防衛する為に築かれたものと感じます♪台場周辺に石垣は見受けられますが、図書館になっていたりと、イマイチ形状が分かりませんが、平戸城の石垣を転用している様に思える造りになっています♪

もう1つが、今回の南竜崎台場の様な監視を目的としたもの♪平戸島と田平の海峡に入ってくる異国船を警戒したものなのでしょう♪南竜崎台場は海岸の断崖の上に築かれており、要害性の高い位置に立地しています♪同じ台場でも、その目的・意図が違うという事を感じる事が出来ます♪

平戸という海に面した土地柄、古くは天文19年(1550年)第25代目・松浦隆信の時にポルトガル船の来航を機にいち早く開港し、寛永18年 (1641年)第29代目・松浦鎮信の時に、オランダ商館が閉鎖し長崎出島に移転するまで、交易の窓口として機能した港町です♪ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスが相次いで平戸に来航した、この頃、日本国もまた、朱印船を以て海外に進出し、京都、堺の豪商は平戸に集まって市場を開き、当時の平戸は「西の都」と称される程の賑いを呈しますが…その後の鎖国政策により、交易の場は長崎に移り、幕末へという流れとなっています。

平戸島は凄く良い場所で、歴史も深くて見所が多いですね♪世界遺産では『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の構成資産である『平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)』『平戸の聖地と集落(中江ノ島)』など、興味深いものが多くあります♪

現在は、平戸公園の展望所の高まりが、南竜崎台場となります♪三方は海に囲まれ正に、監視に打って付けの場所になります♪

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