広崎氏切寄

広崎氏切寄([時枝城  周辺城郭])

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広崎氏切寄の口コミ情報

2022年05月10日 【猛】源九郎豊前守牛若丸


「豊前国戦国事典」には、広崎城という名称で紹介していて、在地勢力が築いた城館だそうです。
長方形区画の三方を土塁と堀で防備されていたそうです。
「大分の中世城館」では同時代の文書、記録には記載がないが、広崎氏の切寄といわれるとありました。


城址の近くを通る国道387号線と比べると少し高台にありますが平城になります。
2018年版の大分県の史跡を記した地図によると城域はそこそこ広く、その中心部には公民館と寺が建っています。その主郭と思わしき所をよく観察すると畑の畝にも似た土塁や堀が微かに残存しているように見えました。また中心付近を散策すると土塁の名残も残っているように感じました。そしてこの城跡のほとんどが宅地、畑地となっています。

城跡の名称にあるようにここは広崎氏の切寄(城館)だと思いますが、この城址に接する所に神社があり、そこに漢字違いの廣崎さんの名前が奉納者として記載してあったので子孫の方が代々近くに住んでおられるのではないかと感じました。

ちなみに大友氏の独特の呼称である切寄ですが、私が読んだ大友氏の城郭に関する本等には、一般的に知られている城と単純に断定するのが難しいらしく、城というよりも館であったり砦として認識できるものがあるようです。しかも極めつけは切寄と周辺にいる土豪との関係です。

多くの場合城はそこを拠点としている氏族が有していると思うのですが、切寄は有事の際に特定の氏族が籠もるというよりも、周辺の土豪が一緒に用いたり、戦事に別々の土豪が用いている例もあったようなのでとても興味深い城郭となっています。

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