高牟礼城

高牟礼城([猫尾城  周辺城郭])

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高牟礼城の口コミ情報

2022年04月16日 龍馬太閤【備中の麒麟児】


福岡県の八女市の黒木町にある【高牟礼城】♪標高567mの中々の山深い高峰のピークとその東側の峰一帯に城郭は築かれました☆
この黒木の地名の由来は、猫尾城主、黒木大蔵大輔源助能の姓からきていると云われています♪

鎌倉期から見える地名で黒木氏はこの辺り一帯を押さえた領主であります☆矢部川上流と笠原川の合流地点で黒木盆地をメインにし山間部には山城を構える☆紛れもなく戦絶えない時代に生きたエリアなんです☆
この高牟礼城は中世の山城☆

築城年代、築城主は分かっていません☆
応安7年(1374年)の毛利右馬頭元春軍忠状に『高牟礼、黒木御攻之時』と残っていて、黒木氏が居城の猫尾城と、この高牟礼城に拠って南朝方として戦っています♪
天正12年(1584年)の頃の黒木氏は肥前国の龍造寺隆信に属します☆豊後国の大友宗麟の攻撃に備え、龍造寺家臣・多久長門、成富十右衛門がこの、高牟礼城を築いています☆
猫尾城の支城群の1城として黒木家臣・椿原式部を城代にしたとされています☆
この築城は元々あった、高牟礼城を整備し防御を固めたという事なのでしょう☆

変わった縄張りをしていて主郭より東の峰の出丸に繋がる長大な土塁(200m)が残りってます♪畝状竪堀群、横堀など、この時に築かれたものでしょうね☆

後に黒木氏は滅亡に追い込まれ猫尾城も、この高牟礼城も廃城になっています☆

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