鷲ヶ岳城
鷲ヶ岳城([岩門城 周辺城郭])
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鷲ヶ岳城の口コミ情報
2022年04月04日 大内周防守毛利
鷲ヶ岳城(わしがたけじょう)は大友筑前五城(立花山城、宝満山城、荒平城、柑子岳城)の一つ。永禄3(1560)年に大友方による筑紫秋月方攻略時に築城されたとされ、天正9(1581)年に筑紫広門によって落城したとされます。大鶴宗雲(宗周)が居城したとされる。
城郭はI〜Ⅲ区から構成されていますが、今回は時間の都合上Ⅰ、Ⅱ区の主要部分しか巡ることが出来ませんでしたが、とても素晴らしい城郭でした。
Ⅱ区は土塁によって登城路を制限したり、また曲輪の下に登城路を通すなどして敵兵が進まないようにしています。Ⅱ区の中心部には尾根の頂部に切岸を備えた見張り台を兼ねた曲輪があります。そのほか南側には連続した堀切があるそうです(雑木で進めず、写真撮れず)。
Ⅰ区には西側に大堀切を構えています。またⅡ区では土の構造物がメインでしたが、I区では石垣を見ることができます。中でも主郭の石垣は綺麗に整えられています。なお主郭は雑木まみれです。一部展望が開ており、荒平山や立花山、宗像四山、宮地嶽を見ることができます。
またI区とII区の間には土塁のついた土橋が設けられ、さらにその西側の竪堀からスロープを通って土橋に入ることができ、立花山城のイバノヲ・大タヲ地区を関連させられます。
詳細は「福岡県の中近世城館跡II」に載ってますので参考にしてください。
【注意】南面利(なめり)集落を過ぎて林道に入るとネットが繋がらなくなります。GPSは大丈夫でした。事前に地図やヤマップなどを使って道を頭に入れておきましょう。
足場がたくさんの落ち葉や真砂土なので大変滑りやすいので登山の服装で挑みましょう。
夏場はダニや蜂の巣窟になりそうなので注意しましょう。
写真
①土塁により曲げられる土橋
②II区の虎口
③I区とII区の間の土橋と土塁
④II区の下の登城路と切岸(かなり滑ります)
⑤I区の石垣
⑥I区とII区の間のスロープと土塁、土橋
⑦主郭の石垣
⑧主郭からの風景