猫嶺城

猫嶺城([岩門城  周辺城郭])

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猫嶺城の口コミ情報

2022年04月28日 大内周防守毛利


猫嶺城(ねことうげじょう)と読みます。猫城、猫尾ノ城とも呼ばれます。筑前大友五城の一つ、鷲ヶ岳城の麓の川を挟んだところにあり、博多から佐賀平野を往来する交通の要衝にあります。大内氏重臣の陶興房(陶道麒、陶晴賢の父)が肥前国神埼郡に侵攻する際に利用したかもしれません。後に猫嶺城は筑紫氏の番城として利用されています。この際は筑紫氏の博多侵攻の足がかりに利用されたかもしれません。

猫嶺城の立地は矢岳の尾根の先端に立地しており、那珂川に突出するようにして三方を川に囲まれています。

縄張りとしては主郭と南北に土塁に囲まれた腰曲輪が設けられています。北にある腰曲輪の北側の尾根伝いには堀切が2条掘られ、その北側は道路が通っているため堀切がそこにもあったかどうかは知ることができません。主郭の周りにも低い土塁が巡っているようにも見られます。主郭の南側は少し高まりがありますが、後述する採取した土器から古墳の高まりとも考えられます。

登城路は主郭の下を沿うようにつくられ、常に主郭からの攻撃にさらされることになります。

※採取した土器について。訳あって福岡市の埋蔵文化財センターの職員に見せてもらったところ七世紀末の須恵器の坏蓋であることが判明しました。須恵器は登城路の途中にあり、主郭(尾根の先端の上)から流れてきたものだと推測されます。したがって、猫嶺城がつくられる以前に古代に古墳が存在した可能性があります。私が土器を採取する以前にもこの場所では土器がよく採取されたようですが、どのような種類か記されていませんでした。

写真
①須恵器の断面
②須恵器の外側表面
③須恵器(上から)
④堀切に向かう道と主郭切岸
⑤主郭側の堀切
⑥主郭と土塁
⑦虎口
⑧登城路と主郭切岸

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