天拝山城
天拝山城([大宰府 周辺城郭])
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天拝山城の口コミ情報
2022年06月17日 大内周防守毛利
天拝山城(てんぱいざんじょう)は筑紫廣門の家臣、帆足備後が居城したとあります。
天拝山城は天拝山の山頂に東西に細長い形をしており、曲輪は三つから構成され真ん中の主郭は一段高くなっています。主郭南側の斜面の緩やかなところから尾根の境目には堀切が一条設けられており、東側の副郭の東側には土塁を兼ねた堀切とその外側にも堀切があり、計二条の堀切が城の東側に設けてあります。城の西側には遮断施設は確認されておらず、城の東側以外は切岸により切り立っています。
天拝山の麓には堂ノ山砦と飯盛城があり、これらの城は天拝山城と一体となって「武蔵ノ城」と呼ばれました(宮本武蔵とは無関係。天拝山の麓にある武蔵寺よりこの一帯を武蔵と呼び、武蔵とは武蔵国から僧侶が武蔵寺に来たことから由来するとされています)。
天拝山の山頂からは島津の九州征伐の際、高橋紹運の籠った岩屋城、次男の高橋直次の籠った宝満山城、長男の立花宗茂が籠もった立花山城、その中継地点にあたる井野山にある唐山東城や立花山城の対の城である高鳥居城を見ることができます。
写真
①東端の堀切
②東側の二番目の堀切と土塁
③主郭と天拝神社
④東側虎口
⑤天拝山山頂からの眺め
⑥西側の曲輪
⑦西側虎口
⑧南側の堀切と土塁