真竹山城

真竹山城([杷木神籠石  周辺城郭])

杷木神籠石 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「真竹山城」の地図・口コミがご覧頂けます。

「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。

真竹山城の口コミ情報

2025年08月25日 大内周防守毛利


真竹山城(またけやまじょう。『筑前国続風土記』)、または『天正十五年四月生駒雅楽頭宛城数覚書』では真嶽城は朝倉市杷木松末(はきますえ)の真竹山山頂(標高181m)に位置する山城です。前者の史料からは秋月氏の端城で野出讃岐というものが城番を務めたとあり、後者の史料では秋月氏の家臣の野津手讃岐、香月九郎衛門が城主であったと伝えている。

※真竹山城は地元の方は城跡があることはご存知ではないため、訊ねられたら(真竹山城の近くにある)神社参りと答えると不審者に見られずに済むかと思います。駐車場はなく、一応6月1日時点で宮地嶽神社の東側に尾根伝いに階段があり、その階段のところ(北側)に空き地があるためそこに車を止めることができました(というか現地の方に指示されました)。
城は神社の裏手の道を道なりに進み、開けた平坦地、堀切のような鞍部(堀切ではない)に着いたら、そのすぐ後ろの山を登る(ほぼ直登)と城にたどり着けます。道を使った別ルートもあったのですが、杷木松末地区を襲った大水害により道が崩落しているため通れなくなっています。

城は2つの曲輪からなり、北側の1段高い曲輪が主郭、その南側の曲輪は真ん中に段差を設けており、共に南北に細長い形をしています。主郭の北には二重の堀切を設け、堀切の間のスペースの西側には土塁が構築されています。城の東側は道をつくるための改変がなされているため不明、城の西側から南東にかけて犬走りとそれを破壊するように畝状空堀群があります。この畝状空堀群は犬走りより畝状部分が高くなっているため横堀のような形となります。

木々や竹の密度が高く、写真映えはしないですが、密度が高いおかげで(城に関しては)地区を襲った大水害の被害をあまり受けなかったのでしょう。地域の文化財を守るために文化財行政として手を加えるよりも、その地域の方々の生業によって副次的に文化財が守られていくことがかえってその方が守られることをしみじみ感じました。
この城は地域の方はご存知ではないですが、地域の方によって城が守られているので訪れる際は地元の方に気を配り、ありのままの城を写真を撮るだけで済ませましょう。

写真
①堀切
②堀切間にある土塁
③主郭
④~⑦犬走り(横堀)と畝状空堀群
⑧主郭の土留めの石積みか?

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore