飯盛山城

飯盛山城([許斐山城  周辺城郭])

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飯盛山城の口コミ情報

2022年02月10日 大内周防守毛利


福岡県の福津市にある飯盛山城です。

宗像氏の大友方(立花氏)に対する最前線の城郭です。城の東から南側には大友方の鶫岳城、臼ヶ岳城、小松岡砦、鷺白城に囲まれており、山頂からはこれらの城郭や宗像氏の大友方に対する拠点の城、許斐山城や立花氏の本拠地の立花山城を見ることができます(桜の木が茂って見えづらいですが)。

また飯盛山城の北には宗像領から立花領を繋ぐ博多往還があり、また南には旦の原という台地が広がっています。旦の原では永禄10(1567)年に南下する宗像軍と立花軍が戦ってます。その翌年には立花勢によって飯盛山城は陥落されましたが、さらにその翌年の永禄12(1569)年に博多を狙う毛利軍が南下した際にも飯盛山城は再び攻防の場となり、立花山城を毛利勢が攻めた際には宗像勢は飯盛山城の麓の旦の原に陣を敷きました。

天正九年の鞍手郡の戦い(小金原の戦い)に伴って、飯盛山城の東にある鶫岳城と福津市の宮地嶽神社のある宮地嶽城(宮地嶽切寄)が立花勢によって奪取されたので、この時点で飯盛山城は立花勢のものになっていた可能性があります(毛利勢が九州から引き上げたのち、宗像氏と立花氏の間で結ばれた和睦で、飯盛山城の西側にある西郷を立花勢に渡しているのでその時に立花勢のものになった可能性もあります)。

飯盛山城は主郭が三角形の形をしており、それぞれの隅の下には腰曲輪が設けられています。西側の腰曲輪の西には竪堀が伸びています。主郭は東から南にかけて土塁が巡らされています。飯盛山の南には駐車場があり、そこから登ることができます。途中、小規模な曲輪があり、その南東側に堀が伸びているものと見られます。

山は標高157mですが、麓が台地なので比高からすると60mぐらいの小さな三角形の形をした山です。駐車場や手洗い(少しボロい)、ベンチもあり、春には桜で人が多いかもしれないです。近くには九州自動車道の古賀SA(一般道から入ることができます)があるので行楽ついでにぜひ。

写真
 ①旦の原から見た飯盛山城
 ②通路と切岸
 ③主郭と東側から南側にかけてめぐる土塁
 ④腰曲輪

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