神楽城
神楽城([馬ヶ岳城 周辺城郭])
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神楽城の口コミ情報
2024年01月15日 星穏
神楽城はみやこ町木井馬場にある、鎌倉時代から戦国時代にかけて豊前地方を支配した宇都宮氏が最初に築いた城です。のちに城井谷に移るまでの約140年間、ここを本拠としました。
神楽城の近くを流れる祓川にかかる赤い欄干の橋からまっすぐに延びる参道の奥に木井神社があります。この背後に広がる神楽城へは、境内にある登山口から約30分ほどで標高272mの山頂に着きます。本丸、二の丸、出丸、堀切、土塁、そして三十条の畝状竪堀群や曲輪跡などがある大規模な山城です。
ちなみに木井神社は、建久6(1195)年に宇都宮信房が下野国から宇都宮大明神を勧請して建てられました。境内には樹齢500年のイチイガシ(県指定天然記念物)がそびえています。10月に行われる秋祭り「九日祭り(くんちまつり)」では、弓の名手だったという宇都宮氏を偲ぶ流鏑馬神事も行われます。
神楽城から徒歩6分ほどの東北の鬼門にあたる所には、毘沙門天をまつる出城の毘沙門城もあります。そして、この地区一帯には広々とした屋敷区画の石垣や石列、井戸跡が多数残っているそうです。かなりの家臣団が住んでいたことが伺えます。また、地域の方々にとって宇都宮氏への想いは深いようで、いくつかある山城はいつ行っても草木が刈りとられきれいに整備されています。登城した日も手入れをされていました。城井谷城や馬ヶ岳城においでの際はぜひ、周辺の山城にも行かれることをおすすめします。
2021年04月30日 【猛】源九郎豊前守牛若丸
「豊前国戦国事典」によると、文治2(1186)年に源頼朝から豊前国の地頭職に任ぜられた城井信房がここを本拠地として築き、その後城井氏数代が城井谷に移るまで本城としたようです。
その後城井谷の本城の出城になったようです。