米多比城(山城部)
米多比城(山城部)([立花城 遺構・復元物])
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米多比城(山城部)の口コミ情報
2021年11月09日 大内周防守毛利
米多比城を構成する一つの山城部です。山城部は主郭が2段に分かれており、南側の高いところがI郭、北側の一段下がったところがII郭。II郭の南側はI郭から高低差を利用し横矢をかけることができるような位置関係にあると考えられることから、その箇所以外の全ての方位に畝状竪堀が設けられています。
I郭の南側は尾根を分断するように堀切が大きくつくられています。またその堀切をつくるために出たであろう土は堀切の南側に土塁をつくったものと考えられ、西側に伸びる堀切を構成している。
主郭の周りにはほぼ土塁が全周する形で残されています。特にII郭の北東には土塁を開口し、虎口がつくられています。虎口の前面には張り出しが設けられ、主郭と畝状竪堀の間にある横堀に接続されています。張り出しの南側には2条の竪堀がつくられていますが、張り出しの正面となる東側は自然地形の斜面となっています。
II郭の北側の畝状竪堀の外側には緩斜面が設けられ、さらにその北側の斜面は切岸と考えられ斜面がきつく、虎ロープをつたわなければ上り下りができないほどです。