三田尻御茶屋
三田尻御茶屋([右田ヶ岳城 周辺城郭])
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三田尻御茶屋の口コミ情報
2025年08月24日 日和山
三田尻御茶屋
所在地 防府市お茶屋町
別名・別称 三田尻御殿、三田尻別邸
分類・構造 平城
築城主 毛利綱広
築城年 承応3年(1654)
主な改修者 毛利重就(しげなり→しげたか)
主な改修年 天明3年(1783)
遺構 大観楼棟、庭園
文化財指定 国史跡「萩往還」
長州藩の海の玄関口に営まれた公館です。天明年間には7代重就の隠居所となり、「御殿」と呼ばれたようです。幕末にも13代敬親により大改修されて、三条実美ら七卿落ちの公家たちが滞在したそうです。明治以降も毛利家の別邸として使われ、今は防府市が「英雲荘」として公開しています。
三田尻というと、関ヶ原で削封となった毛利輝元が本城の候補として上げた3箇所のひとつです(萩、山口、三田尻)。現在は海も遠ざかってしまいましたが、近くには藩の御舟倉跡も残されていて、瀬戸内を制した毛利氏の面目躍如で三田尻が選ばれていたら、背後の桑山に詰の城を造って、御茶屋にかけて本丸、二ノ丸、三ノ丸並べて…と妄想してしまいました。