中荒城

中荒城([津和野城  周辺城郭])

津和野城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「中荒城」の地図・口コミがご覧頂けます。

「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。

中荒城の口コミ情報

2025年03月15日 龍馬備中守【】


島根県鹿足郡の後田にある【中荒城】♪津和野城とは同山内の霊亀山、尾根続きの南側(標高332m)に立地する中世の山城です♪霊亀山にある城郭群は3つあり、津和野城、三本松城、そして、中荒城です。
3つの城郭は、その時代感と共に、中心部を移動させ付近を城塞化していて、尾根上には遺構が残っています。流れとしては、始めに中荒城。次に三本松城。最後に津和野城という形で、主郭主要部を移していったのです。

中荒城について、永仁3年(1295年)三本松城の前身として、吉見頼行が築城したと伝わっています。能登吉見氏の庶流である吉見頼行が、地頭職として入部し、木曽野に館を構えています。永仁3年(1295年)に亀霊山の南側に築城したのが、この中荒城と云われています。
その後、吉見氏代々の居城として機能していった、中荒城(三本松城)ですが、天文23年(1554年)吉見氏は陶晴賢によって攻められています。陶晴賢は、この中荒城と津和野川を挟んで対峙する山に本陣(石見 陶晴賢本陣)を構えました。天文20年(1551年)陶晴賢は主君であった大内義隆を討ち果たし、大内義長を新たな当主として迎えるも、大内義隆の姉を妻としていた吉見正頼はこれを良しとせず、対立していきます。

吉見氏と陶氏に軍事的な緊張が走る中、天文23年(1554年)陶晴賢は吉見正頼を討つべく、津和野へ侵攻を開始。三本松城に籠城していた吉見氏を攻略する為、戦が行われています。この戦いは、吉見氏による100日以上に及ぶ籠城戦の末に、和睦となっています。陶氏と吉見氏が互いに味方につけようとしていた、安芸国の毛利元就が、反大内となった事によって、厳島合戦で陶晴賢が毛利元就に敗れて討死すると、吉見正頼は毛利氏と同調して山口(旧大内領)へ侵攻しています。

中荒城は、大小6つの郭から構成されます♪最大の見所は1郭、2郭の南下から北西側にかけて畝状竪堀群があり、中荒城最大の防御となります♪一部、畝状竪堀と郭間に横堀を入れている箇所があり、特徴的な堀の作り方となっています♪明瞭な虎口は1郭北側のみとなり、通路遺構はあまりハッキリしないです。また、1郭、2郭には石積みの痕跡があり、土留めとして石を組んでいた可能性があります♪周りには石が沢山落ちていました♪中荒城に向かう途中の反対側の尾根には、三重堀切や、虎口状の跡、土塁、郭などが残り、中世で間違いは無いのだけど、いつ頃に造られたものか?恐らく、三本松城が主城の際に、中荒城も取り込む様な形で、拡大、拡張したのでしょう♪

2024年10月30日 スイトピー❁伊予守


津和野城本丸から中国自然歩道を進んでいく途中案内板があり、スムーズに辿りつけます。主郭の東南から北方向にかけて素晴らしい18本の竪堀が放射線状にあり、かなり貴重で珍しい遺構に大感動です。堅固な城だったということが一目で分かります。2024.10.13訪問。

2023年03月05日 笑門来猫


津和野城から中荒城へ縦走。蒙古襲来に備えて作られ、その後、三本松城の戦いでは陶軍を撃退した守りの堅い城。想像してた以上にぐるっと畝縦堀が並んでおり、現地で歩いて見て回るとその凄さがわかるタイプ。

2022年05月04日 生駒讃岐守江現蔵✿


中荒城は1295年、吉見頼行によって築かれたと伝わります。標高362mの霊亀山頂にある津和野城の南端、標高332mにあります。実質的には津和野城の一部と考えられています。

今回、12年振りに津和野城を訪れたので、新たな発見をしたいと思っていたところ、リフト乗り場で貰ったパンフのトレッキングコースに中荒城、竪堀18本とあったので行ってみる事にしました。

城は津和野城の南門跡を下って、中国自然歩道を進むと現れます。標識と看板があり、すぐに辿り着けます。主郭から標識に沿って下りると規模の大きな畝状竪堀群が巡らされています。足元が斜めになる場所もあり、竪堀に滑りそうになりながら、しっかり見る事が出来ました。

中世の砦としてほぼ完全な姿で残されている貴重な遺構です。私の写真では分かりませんが、実際に見たら感動すること間違いなし。津和野城リアの際には、リフトで往復すれば津和野城とセットで2時間半もあればゆっくり見れるので、中荒城にも是非足を運んでみてください。

2020年09月26日 ぷれ
津和野城を経由して、中荒城に登城しました。畝状竪堀が見どころです。

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料、アプリ内の課金も一切ナシ!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore