高麻城(大西城)

高麻城(大西城)([高瀬城  周辺城郭])

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高麻城(大西城)の口コミ情報

2024年03月07日 RED副将軍


尼子十旗 の10番目に数えられる大西氏の居城🏯

オススメ度 ★★★★★

築城年代は不詳。天文年間(1532年〜1555年)に尼子氏重臣である鞍掛久光により築かれたとされます。
その後、同じく尼子氏重臣である大西氏の居城となったと云われますが時期は不明です。
1543年、大西高由は大内氏による出雲侵攻において月山富田城の防備に着陣し、宮尾で大内氏の軍勢を破っています。
1565年、毛利元就が出雲に侵攻し、大西高由は月山富田城の塩谷口を守備。吉川氏の攻撃を凌いでいます。
翌1566年には毛利元就の侵攻により月山富田城の尼子義久は遂に開城。尼子義久は安芸に幽閉され、大西高由も従っています。
その後は毛利氏属城となった様であり、現在に残る遺構は毛利氏による改修との可能性もあります。

見所
標高195mの高麻山頂部に築かれています。
山頂に主郭を置き、四方八方に伸びる尾根を堀切で区切り郭を配し、山塊全体が要塞と化しています。全体的に鋭い切岸で硬められており高低差のある城郭です。
東南東の尾根は大堀切で遮断し急峻な細尾根に続けています。ここの堀切はかなりの規模でした。
北に伸びる尾根は弓状に堀切があり端部は竪堀となり中腹まで落ちています。その脇にヤブ気味の畝状竪堀がありますが肉眼では視認可能です。更に下には明瞭な二重堀切が残っています。
南西の尾根には尾根を削平し段郭が連なり、その先には岩盤の細尾根を土橋状に削り広い削平地に繋がっていました。
主郭までは整備された登城路がありますが、素晴らしい城郭遺構は未整備な急斜面下やヤブに入る必要がありますので注意が必要です。あまり期待をしておらず尼子十旗というだけで訪れましたがかなり楽しむことができました。

行き方は、城域南西麓に登城口があり近くの北大西ふれあい会館の駐車場を利用させて頂きました。
比高は約130mで20分もあれば主郭に辿り着きます。

訪れたのは今年2月中旬ですが、登城口付近に庭先でゴミを焼いているご主人がおられ、お声掛けを頂き高麻城の資料を頂戴し、周辺の尼子十旗の行き方等を詳しく教えても頂きました。
思ったより凄い山城で撮った写真を見てもらおうと思いましたが、下山時にはもうおられず。この投稿が届くといいな。

写真
①北尾根の二重堀切
②③南西尾根の岩盤掘削土橋状通路(堀切状にもあります)
④南西尾根の高低差のある段郭
⑤⑥東南東尾根の大堀切(大き過ぎて画角に入らない)
⑦弓状堀切は大規模な竪堀となり落ちる
⑧北尾根脇の畝状竪堀

2021年07月25日 ビーンズマン中務大輔


尼子十旗の一つ。(大西城ともいう)大西氏の居城。城の標識が麓にあるが、それ以外は説明板もない。回りの山より高く、目立つ。登山道は、草刈りなどが昔はされていたようだが、今はされておらず少し薄気味悪い。

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