本太城
本太城([下津井城 周辺城郭])
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本太城の口コミ情報
2021年02月08日 しおうまる美作守
備前と備中の国境、備前本太(もとふと)城。当時は現在より周囲を海に囲まれた海城であったそうです。永禄年間においては、讃岐の国人で阿波三好傘下の香西氏と毛利傘下の能島村上氏が衝突。同時期には西備前の宇喜多(浦上)と備中の三村(毛利)によって備中兵乱が勃発しています。元亀2年の本太城合戦はこのような状況下、能島村上が毛利より離反、その後小早川隆景によって陥落しましたが、阿波三好が児島に侵攻するなど、取った取られたの応酬劇が繰り広げられます。
あっ💦物思いにふけって本題を忘れるところでした…
場所は備前下津井城のリア攻めマップ左端に、城友様がカキコして下さってますのでご参考下さいませ~城びとにも掲載されていましたよ♪
さて、車を付近の空きスペースに駐車し、畑を横切り登城開始!農作業をされている地元の方に、わたくし怪しい者ではございません。ただのお城好きな変人ですwと笑顔で挨拶・アピールしつつ、狭い舗装された尾根沿いを進みます。何でも以前は舗装なし藪付きの崖だったとか…まだまだ変態レベルには達していないので、こんな所を突き進む人の気がしれません😆💦
城郭のある岬がすぐ見えてきました!ジェットコースター並みのUの字道を登り切り突入w
殆どは地中に隠れているのかな?主郭の石積みがチラ見えしています。調査報告書によると、一部当時の物かどうかわかりませーん。とのこと、何じゃそりゃ~
主郭はというと…思いの外、藪!西側の斜面に取り付くと、竪堀~竪堀~(⋈◍>◡<◍)。✧♡足を滑らせれば海に真っ逆さまなんて気にしなーい♪これ堀切からの竪堀だった様です。上によじ登れば、内側に円状の穴となった掘り切れていない空堀付き。かっこいい~♡反対側も堀切からの~崖であります。天然の要塞とはこう言うことですよね☆
先端を目指して行きましょうw道中あるⅡ郭Ⅲ郭も藪ぅ~またもや崖移動を選択。というか藪も進んで見ましたが圧倒的に崖が早い。先端部は…ん?潮風の影響でしょうか。藪ってない!そして小綺麗な小曲輪が3段。木々が邪魔をして眺望はあまり良くありませんが、海城の雰囲気と転落のスリルが感じられるお城でした♪
【登城日】令和3年1月31日
【参考文献】岡山県中世城郭館跡総合調査報告書 他