美和山古墳群
美和山古墳群([院庄館 寺社・史跡])
院庄館 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:寺社・史跡)、「美和山古墳群」の地図・口コミがご覧頂けます。
※「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。
美和山古墳群の口コミ情報
2021年04月09日 しおうまる美作守
岡山県津山市二宮に所在する、国指定史跡美和山古墳群です。
美作地方最大の前方後円墳である全長80mの1号墳(胴塚)2号墳(円墳、蛇塚、直径34m)3号墳(円墳、耳塚、直径37m)と6号墳(円墳、直径16m)の4基で構成されています。戦国期においては山城としても利用され、江戸時代にまとめられた作陽志には、城主立石掃部亮久朝のとき三星城主、後藤勝基によって陥落したとあります。南には隣接する龍潭寺がありますが、西方に駐車スペースがありますのでご利用はこちらがお勧めです。
山城跡と言うことで訪ねましたが、どこからどう見ても気持ちよく古墳です。
しかし…周囲には人の気配が全く無く、前線の出城に取り残された足軽の気分。
城郭遺構としては北側の紫竹川を天然の堀とし、前方後円墳の前円部と後円部の先端部、曲輪となる上部の削平地に土塁が残っています。丘陵からの見晴らしは良く、周囲を見渡すと北部に神楽尾城、南は嵯峨山城、東へ目を向けると津山城と、周辺の城の位置関係がハッキリ分かります。以前、神楽尾城に登城したときは美和山城が上から丸見えでした。神楽尾が落ちれば必然的に落ちる城ですね。
ジャンルは違いますが、古墳が好きって方の気持ち分かった気がしました♪
【フォト一覧】
上左より
① 北側より前円より後円方向
② 現城主様のお宅入り口…笑
③ 東側後円部の土塁
④ 西側前円部の土塁
下左より
① 主郭となる後円部上の土塁
② 北部神楽尾城遠望(中央)
③ 東部津山城遠望(中央)
④2号基
【登城日】令和3年4月2日