折敷山城
折敷山城([高越山城 周辺城郭])
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折敷山城の口コミ情報
2021年04月16日 ドクターイエロー大蔵大輔
旧山陽道と小田と笠岡を結ぶ矢掛往還が交わる標高60mの山頂に位置に築かれた折敷山城は天文年間(1532~1555)には有岡氏の居城であったと記されていますが、徳川の時代になると一国一城制により廃城になったもようです。
北川小学校の南西部の山なのですが駐車場はなく、訪城時には旧道沿いの岸公民館に停めさせていただきました(1台分しかスペースありません)。民家の間から路地を進み、いざ山の中に突入!とたんに竹藪だらけの状態となりますが、何とか道は確保できます。右手の北の丸と左手の本丸の堀切を抜けると、今度は西の丸が右手に見えてきます。再び堀切を抜けると摩利支天が祀られている祠の曲輪に到着します。山頂に本丸を配し堀切を隔てて北の丸と西の丸を配する構造になっています。更に本丸南側には帯曲輪が2段続きます。本丸には説明版があり、一部石垣も残っています(案内看板あり)。西の丸にも石積の遺構がありました。
また折敷山城の東側の山には弓場、的場なる地名が今なお残っていて、弓場の最高峰部には直径約10mの弓場山古墳(案内看板付)があり、墳丘上に箱式石棺の蓋石が露出しています。R3.4.15訪城