大仙山城

大仙山城([周匝茶臼山城  周辺城郭])

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大仙山城の口コミ情報

2022年12月22日 国府左京大夫城介


周匝茶臼山城と同じ尾根にある遺構が良好に残る城

【歴史】
笹部勘解由が永正・大永年間(1504~1521)に築城か?
天正7年(1579)に、宇喜多直家の家臣である花房職之・延原景能により周匝茶臼山城が落城すると同時に落城したと思われる。
城主は笹部勘解由、子の勘斎(勘次郎)。

【遺構】
周匝茶臼山城から北西400mほど離れた尾根の頂(標高160m/比高90m)に築かれている。
方形状の主郭を中心に複数の曲輪で構成されている。北側の曲輪の北東部に虎口があり、その下に横矢掛けができる小曲輪があり、更に堀切で尾根を切断している。西側斜面の畝状竪堀、東側の段曲輪には井戸が設けられている。南側の曲輪群の縁には、土塁によって守りを固めており、土塁の西側には傾斜を利用した坂虎口がある。虎口から下に降りると、二重横堀や土橋、竪堀を用いて、南側からの侵入を防ぐようにしている。
また、茶臼山城へとつながる尾根の途中に、尾根を切断するように複数の横堀が配置されている。

【感想】
遺構の残存具合は素晴らしく、畝状竪堀があるなどの典型的な備前方面のお城です。かなり技巧的な城で、石垣がないだけで中世の山城のエッセンスが一通り入ったお手本の様なお城です。変わった点としては、井戸(溜井)が複数存在しており、この城の水状態があまり良くなかったことを教えてくれます。周匝茶臼山城を訪れるのであれば、この城もセットで訪れることを推奨します。

周匝茶臼山城と同じ尾根にあるため、両城は一城別郭の状態だったと思われます。浦上氏が強かった時代は北側(美作方面)からの侵攻を防ぐために大仙山城を、宇喜多氏の勢力が伸びてくると南側からの侵攻に対応するために周匝茶臼山城をメインに据えたように思えます。

【アクセス】
周匝茶臼山城から登城口までは、徒歩5分程。

【写真】
①登城口
②茶臼山城への尾根を切断する堀切
③曲輪群の縁の土塁
④井戸(溜池)
⑤堀切(北尾根)
⑥虎口
⑦畝状竪堀
⑧二重横堀

2021年11月24日 織田上総介晃司
大仙山城は周匝茶臼山城と同じ山の尾根にあるので両方リア攻めする事を薦めます。城山公園第二駐車場に停めると登城口が近いです。

戦国の山城を色濃く残しており、堀切、土塁、土橋、竪堀、横堀、畝状竪堀群と全ての要素がギュッとつまって見応えありです。

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