高取山城

高取山城([砥石城  周辺城郭])

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高取山城の口コミ情報

2022年12月18日 国府左京大夫城介


宇喜多氏の仇敵・島村貫阿弥の居城と伝わる

【歴史】
築城者・築城年代は共に不明。

城主として、高取備中守、島村豊後守貫(観)阿弥、島村弾正貴則(貫阿弥の父)、浮田宗勝(宇喜多秀家の又従兄弟)、今木高久。

文献によって、名称はまちまちで「高尾(雄)城」・「高取山」・「高山」・「長沼古城」などがあり、さらに高取山城の位置も「砥石城の出丸」に該当する記述もあるなど、名称や位置の比定がはっきりとしていない。

【遺構】
砥石城とは谷を挟んで南西約1.1kmの山頂(標高163m)に築かれている。
主郭を中心に複数の腰曲輪が配置され、北尾根に二の丸、東尾根に三の丸がある。主郭の南側、二の丸の北側、三の丸の東側に堀切がある。また、斜面に井戸が三つ残っている。

【感想】
かつては整備されていたようですが、現在は自然に帰りつつある状態です。なんとか人が通った痕跡は分かるので登ることができます。一応、登城道の途中に看板はありますが、時期によっては藪により見えない可能性もありそうです。更に城内は完全に藪化しており、写真を撮っても… 北側と東側の堀切はなんとか見つけられましたが、南側は低木が密集しており断念しました。また、斜面にある井戸も、ガイドロープがあるとのことですが、藪でロープ自体を見つけることが出来ませんでした。

さて、備前軍記などで、宇喜多能家を襲撃し殺害した島村貫阿弥が居城としていた城ですが、砥石城と1km程しか離れていない指呼の距離にあります。両者の仲が悪い上に、あまりにも両城は近くにあるので、このような配置をした主君の浦上氏が悪いような気がします。もっとも、この事件自体があくまでも軍記物の説話であって史実ではありませんが、島村氏の家臣により嫡男の興家が殺害されたという事件はあったようです。

【アクセス】
赤穂線・大富駅より徒歩30~40分ほどで、登城口に着く。登城口から城域まで15~30分ほど登る。
また、砥石城の登城口からは徒歩20分。
車の場合、公民館あたりに停車可能と思われる。

【写真】
①遠景(左の細長い山が砥石城で、右手前の山が高取山城)
②案内板(背後が公民館)
③登城口
④説明版
⑤東の堀切(藪しかない…)
⑥主郭
⑦北の堀切

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