船山城

船山城([岡山城  周辺城郭])

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船山城の口コミ情報

2022年02月23日 【若】戦国左近将監


船山城は標高50m、比高40mの丘陵に築かれた山城(写真①)です。最近、最後の城主の墓石が見つかったので、整備がされています。保存状態は非常に良好でオススメの城跡です。

城跡までの道は所々に看板が設置されています。登山道はコンクリートで固められていて、非常に登りやすいです。暫く登ると、お墓となっている開けた場所に辿り着きます。ここが出丸郭です。この周りに数段の帯郭が残っています。
更に奥に進むと本丸になります。北側と東側には土塁が残っており、平入り虎口(写真②)を形成しています。土塁の背後には堀切(写真④⑤)が残っています。この堀切は岩盤を削っていて、両端は竪堀となって落ちていきます。とても迫力があって見応え十分でした。主郭北には削平地があり、当時は何らかの曲輪として機能していたかもしれません。更にこの削平地の土塁と主郭の鋭い切岸で横堀を形成しています(写真③)。

主郭背後の堀切を奥に進むと最高所に築かれた二ノ丸が現れます。二ノ丸切岸には石積み(写真⑧)が数箇所認められており、南側には堀切で遮断しています。また二ノ丸には井戸(写真⑥⑦)が3つあるそうですが、2つしか見つけられませんでした。曲輪の斜面にも竪堀などが築かれていないか確かめましたが、竪堀が必要ないほどの断崖絶壁でした。

小城ながら堀切、土塁、横堀、竪堀、曲輪、石積み、切岸が明瞭に残っていて岡山でも珍しい城郭です。山城が苦手な方でも楽々と登れると思うので、皆さんも是非攻城してみてください。

2021年12月23日 ドクターイエロー大蔵大輔


元々は山頂に古墳が存在していたとされていますが、戦国時代には備前国の武将・須々木豊前守の居城が置かれていました。当初は金川城主・松田氏の勢力下にありましたがその後備中松山城主・三村元親の配下となりました。永禄10年(1567年)の宇喜多直家と三村元親による明禅寺合戦にて宇喜多軍が勝利し、翌年 直家の家臣・戸川秀安により破却されてしまいました。

旭川河川に接した標高50mの丘陵に位置しています。対岸には龍の口城がそびえています。単郭の小さな城で南側には腰曲輪、南から西側にかけて帯曲輪を配しています。主郭部には須々木神社が祀られており地元有志の方々による案内看板も設置されています。その背後には土塁が確認され、尾根続きの北側には長い堀切によって遮断されています。腰曲輪と帯曲輪の一部は墓地と化しており雰囲気は味わえませんが西側の帯曲輪には須々木豊前守の墓跡と記された石碑がひっそりと建っています。

登城口も案内看板があり主郭までは一直線です。但し付近には駐車スペースがなく、今回はご近所様に声掛けして停めさせていただきました。R3.12.23訪城

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