馬谷城
馬谷城([安宅氏城館 周辺城郭])
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馬谷城の口コミ情報
2022年12月18日 気分爽快豊後守
登城路を登り切ると堀切が迎えてくれます。主郭の西には土塁で囲まれた郭があり、その西に畝状竪堀を確認できます。
2022年10月27日 RED副将軍
畝状竪堀群が見事な安宅氏の北西を守備する境目城🏯
オススメ度 ★★★★★
1494年に安宅氏家臣の吉田春秀により築城。
敵対する龍松山城の山本氏に備える為に築いたと云われます。
同年に山本主膳守は馬谷城に攻め寄せ、馬谷城合戦が起こりました。戦いの詳細は不明ですが幾度と攻防戦が行われた様です。
1585年、織田信長家臣の羽柴秀吉による紀伊侵攻において山本氏は羽柴氏に降伏。馬谷城もこの際に開城したと考えられています。
見所
登城路から上がると、尾根を分断する大堀切に辿り着きます。
尾根を東に進むと削平地が広がり、その先の土橋が付いた堀切の先にも郭が広がります。
大堀切を西に進むと3つの郭が連なり、中央の頂部が主郭で西端の二郭は土塁が巡ります。
最大の見所は二郭下の畝状竪堀群で整備された明瞭な畝状竪堀が10条以上確認できます。
なかなかの残存度でテンション爆上がります✨
行き方は、結構分かりにくいです。
紀勢道・要害山トンネルの上に位置し、城域西側にあたる国道42号から高瀬地区に入ります。
山本製材所を越えて紀勢道の高架をくぐり城域東側に回り込むと登城口があり、車1台分くらいの駐車スペースもあります。
2021年01月28日 イオ左衛門佐
一目坂トンネルの南出口からすぐ東に入り、製材所を抜けて紀勢道の高架をくぐって少し進むと、案内板と説明板のある登城口近くに車2台分ほどの駐車スペースがあります。
登城口から5分ほど登ると東尾根を断ち切る堀切に着きます。ここからが城域です。堀切から西に少し上ると腰曲輪があり、奥からロープ伝いに急斜面を登ると主郭です。主郭からは山本氏の支配地域である富田川流域を広く見渡せます。
主郭西下の曲輪は周囲を土塁が囲み、北西部の虎口を出て斜面を下っていくと、シダで見づらい部分はあるものの、西側斜面一帯に畝状竪堀群が広がっています! さらに竪堀の上端は横堀で繋げられていて、小さな城ながら境目の城らしい守りの堅さを感じます。
そして、最初の堀切まで戻って尾根沿いに数条の堀切や竪堀が設けられている(はずの)東尾根にも行ってみましたが、ほとんど自然地形な上に、シダが生い茂っていて何が何やらよくわかりませんでした。
2020年04月08日 天道式部卿早雲
安宅氏と山本氏が争ったといわれる境目のお城。
築城は1494年に安宅氏家臣吉田春秀と伝わる。
また、後に山本氏が支配していたが秀吉の紀州征伐のときに開城したといわれている。
2020年04月08日 大隅守上
馬谷城
草堂寺に車を停めて
世界遺産熊野古道を歩き途中峠の茶屋方面へ歩くと林道にぶち当たり左側へ進むと登城口が見えます。
道は整備されて歩きやすいです。
ここは 主郭背後の畝堀が超オススメです。
ただ 畝堀を見に行く際に急斜面を降りる形になるので それなりの装備をそれでも必死に降りた価値があります。