福住井之市城

福住井之市城の口コミ情報

2022年02月09日 RED副将軍


筒井氏一族の福住氏の詰城。
ヤブ化は否めませんが、技巧的な縄張りです。
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オススメ度　★★★⭐︎⭐︎
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1481年に越智氏・古市氏が築いた砦が始まりとも言われています。
筒井氏に属していた福住氏の詰城で、筒井順慶と松永久秀の抗争時は前線であった様で、1570年には松永久秀に落とされるも、すぐに奪回し筒井順慶が入城したとの記録もあります。
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見所
東西の尾根筋に主に3つの曲輪で構成され、中央の主郭北の側面には石垣が残ります。
主郭と西の丸の間は畝堀でヤブ化するも、仕切土塁が確認できます。
西の丸は二重の横堀で周囲を堅めています。
城域東端の堀切もかなりの深さがあります。
技巧的な縄張りですが、全体的に冬期でもヤブ化していることは否めずオススメ度は★3としています。
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少し離れますが、井之市公民館に駐車し、南麓の登山口から登城しました。
登山口はGoogleマップに登録され、看板も立っており分かりやすいです。
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近隣の福住中定城が古城で、福住井之市城は新城とされており、併せての訪城をオススメします。

写真
①城域東端の堀切
②主郭北側斜面の石垣
③主郭土塁
④主郭と東の丸を隔てる堀切
⑤東の丸（三角点）
⑥主郭と西の丸を隔てる横堀&堀切
⑦主郭と西の丸を隔てる横堀は畝堀でその仕切土塁
⑧西の丸を巡る横堀
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