小川中ノ城
小川中ノ城([小川城 周辺城郭])
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小川中ノ城の口コミ情報
2021年01月05日 RED副将軍
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
小川城の麓にある小川中ノ城は小川城の居館
とも言われ、中世は多羅尾氏が城主であったとされます。
歴史的に注目を浴びるのは神君伊賀越えの舞台。本能寺の変後、三河へ逃げる家康が多羅尾氏の居館で宿泊したのが小川中ノ城とされています。
主郭は馬蹄形の土塁が三方を巡る曲輪ですが、最大の見所は背後の大堀切。深さ、幅とも10m近くあり、小川城域で最大の堀切と言えます。
南東に向けた尾根筋を登って行くと小川城に辿り着きますが、その尾根筋にも三重の堀切が明確に残っています。
また、谷を挟んで東側の尾根には段曲輪が連なっていましたが、この辺りはあまり整備がされていません。
小川城への登城は、先人の方の口コミの通り林道からの別ルートもありますが、やはり中ノ城の大堀切、尾根筋の連続堀切も見てもらいたいので、個人的には中ノ城からの登城をオススメします。
案内板には小川城まで1.5kmとありますが、それよりも短いと思います。1kmくらいの印象です。
写真
①小川城との尾根を分断する大堀切
②東側には馬蹄形の谷があり左尾根筋に段曲輪を確認
③三重の堀切
④段曲輪
⑤主郭
⑥段曲輪
⑦主郭背後の大堀切