馬杉本城

馬杉本城([和田城  周辺城郭])

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馬杉本城の口コミ情報

2024年04月15日 RED副将軍


上馬杉に城砦群を形成する馬杉氏の本拠地🏯

オススメ度 ★★★★⭐︎

築城年代は不詳。馬杉氏に築かれたとされ、その本拠地との伝承があります。
馬杉氏は伴氏(大伴氏)の系譜とされ、城主の名に馬杉丹後守の名が伝わります。室町時代から馬杉氏は台頭したと云われ、甲賀五十三家の中には見当たらないものの、上馬杉には8城の城館群が形成されており、名族である伴氏の庶流として勢力を振るったと思われます。

見所
上馬杉集落の南側丘陵から北へ張り出した尾根先端頂部に築かれています。
甲賀特有の土塁囲みの単郭方形であり、北西と西側に虎口が開口し、西側下の腰郭に繋がります。
最大の見所が南側の主郭背後であり、大土塁の先には三重の堀切で南尾根を遮断しています。
東東部の土塁は残念ながら削られた様です。

行き方は、上馬杉草の根ハウスを目標に設定。駐車場をお借りし、南へ進み案内板の通り城域西側に登城口があります。比高は30mほどなので直ぐに辿り着きます。

2021年09月16日 内記かずりヾ(・ε・。)


馬杉本城は和田城の西南約2.1km、浅野川の南岸、標高約237mの丘陵北辺端部上平場に主郭が存します。北麓の滋賀県道・三重県道138号線からの比高は25m位でしょか。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。東麓、西麓のどちらからも道が付いてますが西麓から登りましょう。西麓にある誓蓮寺を南方へ過ぎた舗装路上には案内板が立っています。

登城路は北側へ巻く感じで通称Ⅰ郭の東側に労せずして辿り着く事が出来ますが、そこからはシダシダしまくってて誰でも躊躇すると思います。ただ通称Ⅰ郭の土塁は既に見えているので「うっ、うわぁぁ〜」とか独り言を呟いて気を紛らわせながら2分位頑張りましょう。はっきり言って気持ち悪いです。

築城年代は不明ですが、築城者は馬杉氏と伝わり、甲賀郡誌には「六角氏白旗隊馬杉丹後守の築く所にして、元亀年間同氏の滅亡と共に遂に廃墟となる。」と記述があります。馬杉氏は甲賀五十三家中にその名が見られませんが、この地域を本領とする六角氏の被官にして在地土豪の一つであったと推測され、周辺はこの馬杉本城の他に7つの城館が集中しています。又、後年福岡藩黒田家に仕えて活躍した馬杉一正は同氏の出身なんでしょか。

お城はこの地方に多いとされる単純な単郭方形の縄張ではありません。縄張図を見ると概ね3つの郭で構成される連郭式のお城だったようです。素晴らしいのは通称Ⅰ郭でして、北東辺を除いて高さと厚みのある土塁+虎口が健在です。又、南辺の大土塁は丘陵頂部筋と同一の高さでして、その南側背後は堀切で連続性を遮断しています。しかもびっくりする事にそれは三重堀切でして、甲賀で三重堀切が見れるとは想像もしていませんでした。

周辺地域は野猿の群生地だと思います。しかもかなりの勢力を伸張させていると思われ、集落の舗装路上で毛繕いに励む猿を2回目撃しました。車を幅寄せしましたが余裕ぶっこかれた上に顎をちょい上げ+奇声を発して威嚇され腹立ちました。動かない猿を目前に人間としての一線を遥かに越えるタイマン勝負を挑もうとしましたが、それをやると人として社会に帰ってこれなくなる感じがしたので思い止まりした。山城に行き詰めていると人間よりも野生動物との真っ向勝負を強いられる機会が多くなると思います。決して自分を見失わないように注意ですw

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