毛枚北城

毛枚北城([和田城  周辺城郭])

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毛枚北城の口コミ情報

2021年09月14日 内記かずりヾ(・ε・。)


毛枚北城(もびらきたじょう)は和田城の北西約1.7km、杣川の東岸、標高約215mの丘陵北辺端部上平場に主郭が存します。北麓の舗装路からの比高は10m位でしょか。

行き方はGoogleマップに位置登録されている西麓の大福寺を目標に設定して下さい。駐車も出来ます。少し判り難いですがお寺さんの北側に登城路が付いてます。

築城年代、築城者は不明です。南西約0.3kmに存する山岡城の城主、山岡氏の祖、伴景広、その子である貞広は毛枚太郎を名乗り当地に遷住したと考えられますが、お城との関係性を解き明かす資料は一切無いようです。

お城は城山西側の急崖が擁壁工、法枠工による崩落対策工事が派手に施されていて期待を見事に殺いでくれますが、縄張自体は若干の改変(昭和50年代まで主郭には一般住宅が建っていたらしい。)のみで大きな影響は受けていないようです。登城路は主郭南西側の虎口に通じていますが、この虎口自体は後世の改変の可能性が指摘されています。主郭は腰郭が付き、井戸なんかも確認出来ますが往時のものかは判りません。又、概ね西辺を除いて土塁囲みで、特に南辺の土塁は段付きで高さを稼いでいる上に頂部は割と広めに削平(櫓台はあったと思う。)されています。そしてこの土塁に登るとその南側には想像もしていなかった規模の横堀による堀切が現れ、堀切の南側にも段付きの郭が設けられたりしています(謂わゆる単純な単郭方形の縄張ではない。)。

城域の判定に苦しむお城でもあります。理由は縄張図外(特に南側において。)にも削平地や遺構らしきものが点在しているからでして、縄張図における南端を更に進んで行くと堀切様地形(切り通しか?)を経て物見台にはぴったりな高みと梵字碑の置かれた綺麗な削平地が現れます。後世の改変かもしれませんが参考までに…

周辺地域はそれこそ数百メートル間隔で城館が集中します。藪が激しく観賞に耐えうるお城が少ないのも事実ですが、このお城はその中でも優れたものの一つです。和田城に来る事がありましたら皆様も是非訪ねてみて下さいまし。

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