今津代官所

今津代官所([清水山城  周辺城郭])

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今津代官所の口コミ情報

2021年10月03日 国府左京大夫城介


加賀前田藩の飛び地を治めた代官所

【歴史】
文禄4年(1595)、豊臣秀吉が前田利家に対して大坂への旅の休憩地として今津村・弘川村を与えたのが始まりで、後に返上を申し入れたところ、秀吉が芳春院に化粧料として与えた。芳春院の死後、孫の前田直之(前田利政の子で加賀八家・前田土佐守家)の知行となり加賀藩に組み込まれ、幕末まで加賀藩がこの地を支配していた。
この地の代官を任されたのが河原林甚六(後に甚右衛門に改名)で、2代目甚右衛門の時に、前田利常から今津姓を許された。
今津領は2,500石ほどしかないが、西近江路や若狭街道の合流する場所で、更に琵琶湖の水運を活用する物流の中継点として重要な役割を果たしていた。

【遺構】
住吉神社の向かいあたりに代官所はあったが、大正2年(1913)に焼失したため建物は残っていない。琵琶湖湖岸には、船着き場の石垣が残っている。

【感想】
建物は大正時代に焼失してしまったのは残念ですが、琵琶湖湖岸に行くと、当時の石垣が綺麗に残っています。琵琶湖湖岸には辻子(ずし)と呼ばれる細道を通ることで行けますが、知らないと本当に通っていいのか不安になります(汗) 船着き場の石垣はやや崩れてしまっていますが、琵琶湖に突き出ていることが分かります。また、石垣の位置から往時は琵琶湖の水位が今より高かったことが伺えます。

【アクセス】
湖西線近江今津駅から徒歩6分。

【写真】
1:説明版
2:船着き場の石垣1
3:船着き場の石垣2
4:湖岸の石垣

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