尼子氏館
尼子氏館([敏満寺城 周辺城郭])
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尼子氏館の口コミ情報
2023年10月11日 RED副将軍
戦国大名である尼子氏発祥の城🏯
オススメ度 ★★⭐︎⭐︎⭐︎
1347年に佐々木高久により築かれたとされます。
佐々木高久は近江源氏の庶流であり、京極高氏(佐々木道誉)の三男である京極高秀の子とされ、犬上郡甲良荘尼子郷を与えられて尼子氏を称しました。
京極氏の勝楽寺城の西方を守る前衛城として築かれた様てす。そして、嫡男である尼子詮久の居城となりました。
しかし、二代城主の尼子氏宗の頃に南北朝時代の戦乱で落城し没落したとされます。
一方で、尼子高久の次男である尼子持久は出雲守護代となり下向。出雲尼子氏の祖となります。
戦国大名である月山富田城の尼子経久は、尼子持久の孫にあたります。
見所
遺構はほぼ消失していますが、尼子集落に土塁、堀跡が残ります。
玄翁堂裏の竹藪に残っていた土塁は尼子城の遺構として確認され、現在は土塁公園として整備されています。
また、集落内にある殿城池は堀跡とされ、落城のときに入水した八千姫が祀られています。