宝厳寺唐門・観音堂
宝厳寺唐門・観音堂([山本山城 遺構・復元物])
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宝厳寺唐門・観音堂の口コミ情報
2021年11月15日 イオ左衛門佐
竹生島・宝厳寺の唐門(国宝)は、豊臣秀吉の死後、大坂城の極楽橋が京都の豊国廟に移築され、さらに片桐且元を普請奉行としてこの地に再移築されたと伝わります。極楽橋は山里曲輪と二の丸を結ぶ望楼付き廊下橋で、唐門はその入口の唐破風部分にあたるようです。7年に渡る全体修理によって令和2年3月に黒漆塗の建物と飾金具、極彩色の彫刻がよみがえり、豪華絢爛たる豊臣期大坂城の姿の一端を見ることができます。
唐門に隣接する観音堂(重文)も豊国廟からの移築で、極楽橋の一部と考えられます。斜面に建つため懸造となっており、内陣の見学はできませんが、外陣の廻廊に至るまで黒漆塗りに極彩色の装飾が施されています。千手千眼観世音菩薩像(秘仏)を本尊とする西国三十三所観音霊場の札所です。