丁野山城

丁野山城([小谷城  周辺城郭])

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丁野山城の口コミ情報

2022年10月14日 RED副将軍


浅井氏・朝倉氏VS織田氏の激戦地⚔
小谷城の西側を守備する支城🏯

オススメ度 ★★★★⭐︎

丁野山城(ようのやまじょう)と読みます。

1518年に浅井亮政によって築かれました。
丁野は浅井氏発祥の地とされています。
1570年の姉川の戦いで浅井・朝倉連合軍を破った織田信長は、1573年に浅井長政の本拠地である小谷城に攻め込みます。
織田信長は大軍を率いて虎御前山城に本陣を布きます。
浅井長政の援軍として朝倉氏からは朝倉義景が大嶽城に陣を布き、虎御前山の北側にある丁野山城にも家臣の堀江甚助、久保田堪十郎、平泉寺衆徒玉泉坊を布陣させました。この時に丁野山城も朝倉氏によって修築されました。
しかし、浅井氏重臣で山本山城に布陣していた阿閉貞征が織田信長に寝返り。すると織田信長は小谷城攻めを開始します。大嶽城も浅井対馬守の寝返りにより落城。更に丁野山城・中島城も落城。
小谷城も落城し浅井氏は滅亡しました。

見所
小谷城の北西に位置する岡山に築かれています。岡山は比高40mほどで直ぐに城域に辿り着きます。
山頂の主郭は東側に虎口が開口。周囲を深い横堀が巡り、横堀外周にも土塁が巡ります。
主郭の南北に郭をそれぞれ配し、更にその外側尾根筋を大規模な堀切で防御線を張っています。
浅井氏には無い特徴的な越前朝倉氏の縄張りです。

今回は、中島城の駐車場を利用し東から登城しました。
東の尾根には中島城が築かれ、更にその先端には大鳳山砦が築かれています。近距離なので併せての訪城をオススメします。

2022年02月24日 イオ右近衛中将


丁野山城(ようのやまじょう)は、戦国前期に浅井亮政が築いた城で、織田信長の小谷城攻めに際して来援した朝倉氏により現在の姿に改修されましたが、大嶽の陥落により降伏・開城し、そのまま廃城となったようです。

小谷城西方の岡山(丁野山)頂部に位置し、東にのびる尾根上の中島城と西の山本山城とで小谷城の防衛ラインを形成していたと考えられます。また「丁野山古砦圖」によれば、かつては北東尾根(現在は墓地)、北尾根(現在は宅地)、南尾根にも砦が設けられていて、北陸自動車道で寸断された南尾根の先には明智光秀の付城があったとされます。

南麓の谷田神社前の道路脇に駐めさせてもらい、石段を上って境内へ。かつてこの地には浅井亮政ゆかりの弥勒寺があり、谷田神社の拝殿は弥勒寺の本堂と伝わります。案内表示に従い、境内の西側から山道を登って行くと平坦地や浅い堀切状の地形が見られますが、「丁野山古砦圖」にある砦跡か自然地形かよくわかりません。

谷田神社から15分ほど歩いたところで南端の大堀切に到着。南尾根を深く幅広く掘り込んでいます。南東斜面には堀切と喰い違わせて竪堀が配され、その先の虎口を抜けると主郭を取り巻く帯曲輪に着きます。帯曲輪の外周は土塁で囲まれ、南東隅と北西隅に虎口が設けられています。北西虎口脇の櫓台状の土塁に上ると、北尾根が深い堀切で断ち切られていました。帯曲輪の東部には東尾根の中島城に続く虎口があり、その南側が主郭への登り口です。主郭には土塁はなく、テーブルとベンチ、説明板や丁野岡山古砦圖の案内板が建てられているだけでした。

主郭と帯曲輪だけの小さな城ですが、巨大な堀切と竪堀に加えて、虎口には櫓台状の土塁から横矢が掛かるようになっており、なかなか見応えがありました。

2020年07月05日 OROKA参議


【浅井氏の旧本拠城!?】

丁野山城は、小谷城の西に位置する城で、浅井亮政が1518年に築城したとされます。丁野は浅井氏発祥の地とされているので、もしかしたら小谷城より前の本拠城だったかも知れませんね。

アクセスですが、小谷城スマートインターそばの北陸自動車道の北側の側道を西に進み、谷田神社を目指します。神社鳥居の前に車は停めました。このあたりに案内があるので、東に少し進んだところから山に入ります。尾根に出て左手に進むと丁野山城で、右手に進むと中島城です。神社から15分くらいで丁野山城に着きます。

遺構ですが、主郭をぐるりと空堀が巡っています。このあたり大嶽山と似た雰囲気でやはり浅井氏を感じます。
また、副郭や堀切があり、防御施設はそれなりに整っています…が、時期によっては藪だらけなので、そのあたり注意しましょう♪

浅井ファンなら、中島城とセットでぜひ亮政おじいさまを感じに行きましょう(´▽`)

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