天主台
天主台([安土城 遺構・復元物])
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天主台の口コミ情報
2021年12月11日 源山城守@ポンコ2…
石垣の石の産地は「信長公記」などによれば、主に近江八幡市の観音寺山・長命寺山・長光寺山、東近江市の伊庭山などからの湖東流紋岩が大半で、大手道の石段などに見られる転用石の花崗岩が一部使われています。湖東流紋岩は丈夫な石材で、彦根城をはじめ近江国の石垣でよく使われています。
城内の摠見寺三重塔は、湖南市石部町の長寿寺(通称東寺、国宝の本殿など文化財多数)の室町期に建立された建物が移築されましたが、鎌倉期の多宝塔の相輪など石造物などなくなっており、転用石に使われたのかもしれません。なお、焼打ちは比叡山が有名ですが、信長の近江国内征討時には湖南地域なども焼打ちされ、東寺等の湖南三山など少数の社寺が免がれ今に至ってます。
変わった石材としては、天守台穴蔵の入口板石に福井市足羽山の加工された笏谷石が使われています。魅せるところを意識して、使われたのかもしれません。寒さに強いと言われる丸岡城天守の石瓦と同じ石材で、加工しやすさで用いられたのかも。
登城時のご参考小ネタまで。
2021年06月02日 イオ左衛門佐
不等辺八角形の天主台には、地上6階・地下1階の壮麗な天主が建っていましたが、山崎の戦いの後、謎の焼失をとげました。現在は、穴蔵部分の礎石群と周囲の石垣が見られるくらいで、かつての天主の姿は(いくつもの復元イメージはあるものの)想像するしかありません。