西教寺
西教寺([坂本城 寺社・史跡])
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西教寺の口コミ情報
2021年02月28日 島津左馬允義弘
【データ】
名称:天台真盛宗総本山 西教寺
住所:滋賀県大津市坂本5丁目13番1号
拝観時間:09:00〜17:00(16:30受付終了)
拝観料:大人(高校生以上) 500円
中人(中学生) 300円
小人(小学生) 200円
駐車場:あり(無料)
【歴史】
西教寺は、聖徳太子が恩師である高麗の僧慧慈、慧聡のために創建されたと伝えられており、明智家の菩提寺としても知られています。
信長の比叡山焼き討ちにより、西教寺の本堂等はすべて消失しました。その後、明智光秀が西教寺の復興に力を注いだといわれています。
西教寺には、明智光秀に関連するものがいくつもあります。また、西教寺の総門は坂本城の総門が移築されたものと伝えられています。
【感想】
西教寺には穴太衆が築いた石垣が随所にあり、とてもきれいです。また、伏見城の旧殿を移築したと伝えられている国指定重要文化財の客殿があります。客殿には小堀遠州が造ったとされる庭園や狩野派によって描かれた襖絵があり、なかなか見応えがあります!
【写真】
①客殿(国指定重要文化財)
②禅明坊
③唐門
④総門(坂本城の総門の移築と伝わる)
⑤明智一族の墓
⑥大本坊・本堂・書院の中庭
⑦渡り廊下
⑧大本坊入口
2020年11月17日 イオ左衛門佐
天台真盛宗総本山・西教寺は織田信長の比叡山焼き討ちにより全焼しましたが、明智光秀が坂本城の陣屋を寄進して大本坊を再建するなど復興に努めたことから、大本坊(現在の建物は昭和に改築されたもの)には光秀と妻・熙子の位牌が安置され、境内には光秀と明智一族、熙子の墓、妻木一族(熙子の実家)の供養塔が祀られています。
また、書院の隣には明智光秀公資料室が設けられ、光秀が寄進した坂本城の陣鐘(非公開)、戦死した家臣を弔う光秀直筆の供養米寄進状、光秀所持と伝わる硯箱、明智秀満の湖上渡りの際の鞍と鐙など、ゆかりの品が収蔵されています。
その他、総門は坂本城から、客殿は伏見城からの移築されたもので、客殿庭園は小堀遠州の作庭によるもの。大河ドラマ放送期間は西教寺内の禅明坊光秀館でびわ湖大津「麒麟がくる」展と近江の光秀ものがたり展が同時開催されています。