宇谷城
宇谷城([中山城 周辺城郭])
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宇谷城の口コミ情報
2023年05月15日 RED副将軍
丹後の畝状竪堀群が全国屈指で見事な隠れた名城🏯
オススメ度 ★★★★★
築城年代等の詳細不詳。
明徳年間(1390年〜1394年)には丹後守護職であった一色氏家臣の飯田河内守貞之の居城であったと伝わります。
他に城主は一色兵部詮忠らが伝わります。
縄張りは完全に戦国時代のもので、この辺りを統治した一色氏の属城であることは間違いなさそうです。
見所
由良川南岸の標高約50mの丘陵に築かれています。
北東から南西に四つの郭が連なる連郭式。郭の間は堀切や鋭い切岸で区切られます。
ピークの主郭には神社が祀られ北を除く三方に土塁と帯郭が巡っています。
最大の見所は、周囲を巡る畝状竪堀群です。
特に主郭南側下の畝状竪堀群は、他の山城の様に単調なものではなく、様々な角度から竪堀が張り巡らされており、途中で繋がったり横堀が入ったりで複雑なものとなっています。
またV字、U字が組み合わさり複雑さを増しています。
一方で主郭北側下の畝状竪堀群は整然と並んでいるのが対照的です。
行き方は、由良川橋を目標に設定。橋を渡った先にある岡田上公民館の駐車場をお借りしました。
登城口は城域北側の民家脇にあります。
登城口を探すため農作業をしていたおばあさんに尋ねると、ちょうどその民家の方であり、車庫の脇を通って行ったら良いと許可をもらいました。
比高は50mなので数分で城域に辿り着きました。
下山後にまだ農作業をしておられたのでお礼を告げると「何も無かったでしょ」とのことだったので「全国規模で屈指の良い山城でしたよ」とお伝えしておきました。心から思います。
2020年11月05日 ソバッソ80.0
宇谷会館を目標に設定
裏が城山です。
空いたスペースに自己責任で駐車
防火用水を通り過ぎて、民家?なのか重機のあるお宅の脇から城山に取り付けます。それなりに歩ける斜面を10分弱登り、北東側の竪堀地形に辿りつけば、そこから防御設備の出現です。
堀切を経て、Ⅲ→Ⅱ→Ⅰと進んで行く形になります。
まぁこの辺りまでは良くある城跡なんですが、ここからのクオリティが、それはまぁ高いコト高いコト。
Ⅰ郭から1段下がると、帯郭が北・西・南とグルリしており、更にその下段には何とも複雑に、竪堀・横堀・堀切が離合をしている設備が現れます。
何じゃコレ
ってレベルで残っています。
とにかくエゲツないです。
丹後守護の一色さんと、若狭守護の武田さんがドンパチやり合った辺りのエリアで、
ほんでまた隣接する丹波国も、何やかんや守護やら守護代やらが入り乱れた地域なので、何やかんや激戦区やったみたいです。
最初、先人が挙げたルートから登りましたが、何やらビニールテープで規制しているかの如く、グルグル巻にしてあり侵入させまいとの意思を感じました。
が、地元在住のチャリダーさんにお会いした折に聞いてみましたが、別に勝手に入って大丈夫と仰っていました。チャリダーさんありがとうございました。でも、あまり歓迎されている感じではありませんでしたので、避けた方がいいかも知れません。
とにかく複雑化した竪堀が、何とまぁスゴい残り方をしていますので、うねうねファンなら一度は行ってみて下さい。
2020年06月24日 大隅守上
車は道路の余白に停めて
民家の横にある郵便ポストから登ります。
数十メートル登ると祠があるので
祠の左側から登っていきます。最初は竹藪です。
竹藪を抜けたら次は急斜面をほぼ直登します。
登りきったら堀切が見えその背後に畝堀があります。
ここは畝堀が肉眼でもはっきり見え
凄いの一言