山家陣屋
山家陣屋([山家城 周辺城郭])
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山家陣屋の口コミ情報
2023年04月14日 RED副将軍
山家藩谷氏の拠点であった陣屋跡🏯
オススメ度 ★★★★⭐︎
1582年、谷衛友により築城。谷氏は、壬申の乱の際には天武天皇に仕えたと云われる美濃国の土豪。谷衛友の父である谷衛好は、斉藤道三、斉藤龍興、織田信長、羽柴秀吉に仕えました。跡を継いだ谷衛友も豊臣秀吉に仕え、各地で転戦。戦功により加増を受けて最終的には丹波何鹿郡山家を領し築いたのが甲ヶ峯城(山家城)です。当初は東側山上の甲ヶ峯城を居城とし、麓に家臣屋敷を構えましたが、やがて甲ヶ峯城を廃して麓の家臣屋敷北側に陣屋を構えました。谷氏は、関ヶ原の戦いでは西軍に属しましたが細川藤孝の斡旋により所領を安堵されたとされます。明治となり1887年の廃藩置県により廃城となるまで谷氏が代々藩主として続きました。
見所
現在は、山家城址公園として整備されています。南側の駐車場から直ぐに模擬城門と城址碑が立ち、一見はよくある公園城かと思いましたが、東西90m、南北180mの広い城域を一周するとなかなか見事な石垣と空堀に驚きました。上林川左岸の断崖上に築かれ、北側に御殿と称される陣屋跡と、南側に中世の甲ヶ峯城麓に敷設された家臣屋敷跡から構成されています。特に陣屋跡の北から西側にかけての空堀と高石垣は必見です。
中世の東側山上にある甲ヶ峯城と併せての訪城がオススメです。
2022年09月18日 ビーンズマン左兵衛督
しっかりと館の跡が残っており、井戸、石垣などが保存されている。谷出羽守衛友が1万6千石で治めていた。