宍人館

宍人館([園部城  周辺城郭])

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宍人館の口コミ情報

2022年08月27日 RED副将軍


中世の小畠氏の館跡と、江戸期の小出氏の館跡が良好に残っています。

オススメ度 ★★★★⭐︎

築城年代は不詳。
丹波の国人領主である小畠氏によって築かれた代々の居城と云われます。
小畠氏は、出羽清原氏の系譜で、北野天満宮の船井荘の荘官に任じられ土着。丹波国守護細川氏、三好長慶に従いながら丹波の有力国人として勢力を拡大しました。
1571年の織田信長による丹波攻めの際は、小畠永明はいち早く織田信長に臣従。明智光秀に案内役を務め、丹波制圧に協力をしたことで所領を安堵しています。
1619年、小出吉親が丹波園部藩を立藩し、園部城を築城します。園部城が完成するまで小出吉親は宍人城に居住しています。園部城が完成すると小畠氏は小出氏に出仕し、園部城下に移ったため、宍人館は破却された様です。

見所
本梅川の河岸段丘先端に築かれており、南北に郭群が分かれています。
北側が江戸期の小出氏館跡で、南側が中世の小畠氏館跡の様です。
やはり、見応えがあるのは南側の小畠氏館跡で主郭、北出丸、西郭で構成され、主郭の北側は大堀切で遮断。それぞれの郭は横堀と土塁で隔てられています。堀と土塁の残存度も去ることながら、特に主郭西側は虎口が開口し横矢掛かりが至る所に効いている技巧的な縄張りは織豊系を感じました。

行き方は、城域の東麓にある宍人公民館を目指して下さい。案内板が建ち、数分で辿り着くことができます。
車は近くの邪魔にならない路側帯に駐車しました。

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