松ヶ崎城
松ヶ崎城([静原城 周辺城郭])
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松ヶ崎城の口コミ情報
2020年11月20日 ソバッソ80.0
先人さま、情報ありがとうございます。
先人さまの口コミに倣い、「宝ケ池公園、野鳥の森」から南東に向かって登りました。
30分弱、ハイキングコースを歩きます。各所に看板がありますので、現在地をロストする事はありませんが、、、城山表記は一切ありません。グーグルマップに表記されていますので、そちらと看板の等高線を合わせつつ目指して貰えば、到達までの難易度は高くないです。
遺構は先人さまの情報通り。さして見張るモノは無いです。ただ、僕がオモシロイと思ったのはその立地。
南には京都市内一望出来るロケーション
僕が見た時は大山崎方面まで稜線が見えました。
また背後の北側には、上蔵城跡、小倉山城跡など岩倉山本氏の居城が視認出来ます。東は木が茂っていますが、比叡山方面への入口に当たる八瀬が見えるハズ。
つまり狼煙台というか見張り台としてはかなり有能なワケなんです。戦火に4度も巻き込まれたらしく、また送り火の火床、公園化など、後世の改変も受けた可能性も高く、どういう機能を果たした城跡なのか、正確な情報は持ち合わせていません。
それと、城跡の南西斜面に、ブリブリの物見岩みたいに突出した岩盤部分があります。そこの斜面は、何やら麓まで続いていそうな、道といえば道やけど…道じゃないといえば道じゃない…って感じの何ともいえん斜面がありました。
白雲稲荷神社の北東側に、やや等高線の間隔が緩い斜面がありまして、旧大手とかに当たるんかな?と、物見岩なのかな?と、妄想してみました。ただ先人さまの口コミにもある他の登り口情報の通り、もしかしたら崩れやすいから使われなくなった地元の方が登られる用のモノだったのかも知れません。
急がば回れ
宝ケ池公園の素晴らしい空間を楽しみながら、ラクなルートで散策してみてはいかがでしょう。
2020年04月18日 ko+
宝ヶ池公園の野鳥の森から登るルートがわかりやすく、駐車場(有料)もあるのでオススメです。
北山通側、松ヶ崎大黒天や松ヶ崎小学校北側から登るルートも有りますが、北山通側は元々地形が崖状の上、ここ数年続いた台風被害により道が荒れ明確ではありません。
追記:松ヶ崎小学校北側からのルートは倒木が有るものの登れる状態にして下さっていました。ただし、駐車場等はありません。
野鳥の森から南へ登ると、突き当たりの分岐路に。
そこを東へひたすら進みます。
途中、コバノミツバツツジを保護する為の防鹿柵を通り、北側に鉄塔のある分岐路に出たら、もう少し。
そのまま東へ進んだ辺りから城域と思われます。
堀切とその両側に土塁が残る。
堀切は北へ向かって竪堀状に。
周囲に平坦面があるが、郭の形は明確にはわからない。
写真は堀切跡、土塁跡、防鹿柵、コバノミツバツツジのトンネル、五山の送り火「法」です。
京都五山の送り火の「法」の火床(立入禁止)の近くに残る遺構。
天文法華の乱で落城した「松崎城」が松ヶ崎城と考えられています。
比叡山の麓に位置し、天台宗の勢力下であった松ヶ崎村は、鎌倉時代末期、全村あげて日蓮宗(法華宗)に改宗。
それが五山の送り火の「妙法」の始まりと伝わります。