真見城
真見城([家城城 周辺城郭])
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真見城の口コミ情報
2025年09月07日 みいちゃん豊後守
築城年は天正年間(1573〜1592年)、福田山帯刀が築いたとされています。
福田山とは何かと思い調べると、白山町美里にある家所城を追放された家所帯刀が後に、白山町福田山に定住したことが名前の由来とされている(諸説あり)そうです。福田山から真見まで約5km。築城当時、北畠(織田信雄)方なのか羽柴秀吉方なのかまたは長野氏の勢力下であったのか分かりませんが、「勢州軍記」によると天正12年1584年10月、羽柴秀吉方の織田信包が小倭郷(現在の白山町)を制圧し岡村修理亮(家所帯刀の兄)に小倭郷を分領しました。この出来事を契機に、修理亮と帯刀は共に元の姓である家所姓に戻したとされています。
真見城の場所は雲出川沿いで両側は山が迫り交通の難所であった為、関所としては持ってこいの場所であったと思われます。
車は真見集落センター前に停め、徒歩4分ほどで登城口へ、これといった案内板はないですが小さな石仏に花が添えられていました。そこから左上の山道を進みます。最初に東尾根段郭下の切岸が現れます。左へ行くと東側の尾根道へ登れ、右上へ行くと主郭方面です。ある程度それらしい道があります。主郭の一段上の郭(櫓台跡?)に祠が祀られてます。西へ向かうと尾根を仕切る浅い堀切や後世の改変なのか箱堀のような遺構もありました。城郭の縄張りは小規模でほぼ尾根上にあるように思えました。
①登城口すぐ
②切岸
③西尾根
④主郭虎口
⑤祠
⑥箱堀のような堀切?
⑦主郭近く尾根
⑧尾根眼下