山後古墳群(1号墳)
山後古墳群(1号墳)([更木陣屋 寺社・史跡])
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山後古墳群(1号墳)の口コミ情報
2024年07月11日 前田利家猫耳メイド萌
那加山後町一帯に所在する山後古墳群は、かつては9基の古墳があったと伝えられますが、現在残っているのは5基です。古墳時代後期に築造されたといわれています。
発掘調査の事例がなく詳細は不明でしたが、住宅地開発に伴い「山後2号墳」の緊急発掘調査が実施され、発掘調査の結果、墳丘の東側1/3程が失われていましたが、直径約16㍍の規模であると推定されています。
周壕は、試掘トレンチから確認され、幅約4.3㍍、地山からの深さ約0.4㍍の規模で、直径約24と推定されています。
石室は、西方向に開口する無袖式石室で、天井石は持ち去られており、石室内には土が堆積していた。側壁の石は多くが崩落しており、残存状況は良くない。石室は玄室・羨道部・前庭部の構造が確認された。墳丘東側を通る道路により石室の奥壁が破壊されているため、石室の本来の全長は不明で、残存長は約9.6㍍。
石室内からは、副葬品と思われる須恵器・勾玉・ガラス玉などが出土している。
1号墳の東側にあった2号墳は、宅地開発によって消滅(発掘調査・記録保存)しているので、1号墳も失われてしまうのだろうか?