六ツ城

六ツ城([二日町城  周辺城郭])

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六ツ城の口コミ情報

2024年01月26日 RED副将軍


石積みが多様された猪俣氏の居城🏯

オススメ度 ★★★★⭐︎

築城年代は詳細不詳。猪俣氏により築かれた代々の居城。
猪俣氏は篠脇城の東氏の家臣であり、戦国時代には猪俣義綱の居城と伝わります。
1540年に朝倉氏侵攻時には、白米で馬を洗うなどして水がある様に見せかけた白米伝説がここにもあり、朝倉軍を越前に撤退させたと伝わります。
1559年に遠藤氏により東氏により滅亡すると、猪俣氏は遠藤氏に属した様で、1584年の小牧・長久手の戦いにおいて猪俣義綱は豊臣秀吉方の遠藤氏に属して参陣。美濃の旗頭であった池田恒興に従い奮戦するも討死。その後、六ツ城は廃城となった様です。

見所
牛道川と阿多岐川に挟まれた標高540mの山陵に築かれており、東西に伸びる尾根に郭が連なる連郭式山城です。
西側大手から大手曲輪、二の曲輪、本丸、狼煙台と連なり搦手に続きます。
在地土豪の城郭とは思えないくらい石積みが多様されているのが特徴的で、本丸の東西は土塁と大堀切で区切られ、南側には三条の竪堀が落ちています。
二の曲輪は上下二段で構成され、北側面には明瞭な石積みが残り、狼煙台には石組みの穴があります。
整備も行き届き、案内板もあります。マイナーながら楽しめました。

行き方は、県道316号から少し入った城域西側麓に案内板と城跡碑があり、駐車スペースと登城口があります。
比高は約80mで15分くらいで主郭に辿り着きます。

2021年06月26日 とんかつおやじND


この城跡は牛道郷の中心を流れる牛道川と阿多岐川の合流する位置で野添と中西の間を東西に走る海抜600米の山の先端部で築城には天然の要塞の絶好地である。

城歴はあきらかでないが、宇治川の先陣で追手の大将軍御曹司範頼に相伴う武者の一人、又侍賢門の戦いで有名な武蔵七薫の豪族と言い伝えられた猪俣小平六末裔の古城趾とも言われ今から六六〇年前頃の創築と考えられる。その末裔五平次義綱は天文、弘治の頃越前穴馬の一部をも分領し飛ぶ鳥も射落とすほどの勢いであった。

天文九年越前朝倉本郡を、侵略せんとし、まずこの城を攻めようとしたがこれを逸早く察知した城主は、土地の土民を集めて川原の小石(投げ石)など城頭に運ばせて恩地辺りに敵を発見するや岩上より白米を流して滝に見せ、又馬の足を水に見せた白米で洗ふ等して敵を詐瞞し城の威勢を見せた敵はこの城の攻撃を断念し早々に退却したと言う。尚、阿千葉城、篠脇城の激戦にも大勝利を得こうした戦の中でも山となった三日坂の死骸の話は聞くのも恐ろしい。

天政十二年長久手の戦いに豊臣方池田信輝に属して出陣し壮烈な戦死を遂げた。城に残る一族は敗戦を知り城を焼き払って方々に逃隠した。威勢を振るった猪俣氏の居城も遂に敗散した。
現地看板より

整備されて 遺構を楽しめます。
狼火台 一見の価値あり

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